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.NET Framework 3.5 SP1 用のアップデートモジュール (.NET Framework 3.5 SP1 GDR)が本日公開にされました。
今回のアップデートモジュールでは.NET Framework v3.5 SP1での障害が修正されています。
以下はこのアップデートモジュールで修正された障害の一部のリストです。
Ÿ .NET Framework v3.5 SP1でWPF を使用したASP.NET ApplicationをIISにホストし実行した場合にでる例外に対する修正。
Ÿ XPS ドキュメントに含まれる関連したハイパーリンクが動作しない問題に対しする修正
Ÿ Entity DataSource ランタイム に関する修正 (ASP.NET Dynamic Data)
Ÿ “App_Browsers” 内の隠しファイル、フォルダが無視される問題に対する修正
Ÿ UpdateProgress controlを使用した際の問題に対する修正
Ÿ SGEN ツールがアセンブリに[Obsolete(IsError = true)]を使用したTypeをふくんでいる際に例外を発生させる問題に対する修正。
なお、この修正リストの完全版は後日サポートオンラインのページから公開される予定です。
この.NET Framework 3.5 SP1に対するアップデートモジュールは以下のサイトからダウンロードしてお使いいただくことができます。
[Windows Vista, Windows 2008 Server用]:
[Windows XP, Windows Server 2003]:
また、.NET Framework 3.5 は .NET Framework 2.0 および .NET Framework 3.0 に相当するコンポーネントを含んでおり、今回のアップデートはその .NET Framework 2.0 部分および .NET Framework 3.0 部分にも影響します。そのため、ダウンロードに際しては .NET Framework 3.5 部分用・.NET Framework 3.0 部分用・.NET Framework 2.0 部分用の3つのアップデートインストーラをダウンロードしていただき、それぞれインストールしていただく必要があります。
このアップデートにより、皆様の.NET Framework 3.5 がさらに安定したものになると確信しています。
ぜひ、このアップデートを早めに施していただけますようお願いします。
今年も ”ディベロッパー製品開発統括部 Blog”をご愛読いただきましてありがとうございました。
今年は Silverlight2 の製品版の公開や、Visual Studio International Pack 1.0の公開、Visual Studio 2008 / .NET Framework 3.5 SP1 の公開、そして Visual Studio 2010 CTP版の公開などをはじめ、さまざまなニュースがありました。それらをこのブログの投稿で皆様にお伝えできたことをうれしく思います。
今年の記事は、この Microsoft .NET Framework 3.5 Family Update の記事が最後の記事になる予定です。
来年もまた、できる限りたくさんのディベロッパー製品に関する情報を皆様に提供していきたいと思っています。
どうぞ来年もよろしくお願いします。