Synchronize コマンドの間に、ロールやアクセス許可などのセキュリティ定義を同期する方法を 指定 します。
構文
<Synchronize>
...
<SynchronizeSecurity>...</SynchronizeSecurity>
...
</Synchronize>
要素の特性
| 特徴 | 説明 |
|---|---|
| データ型と長さ | String (列挙型) |
| 既定値 | SkipMembership |
| カーディナリティ | 0-1 : 省略可能な要素で、出現する場合は 1 回だけの出現が可能です |
要素リレーションシップ
| リレーションシップ | 要素 |
|---|---|
| 親要素 | Synchronize |
| 子要素 | なし |
解説
Security 要素 は、Analysis Services データベースで定義されているロールやアクセス許可などのセキュリティ定義を Synchronize コマンド中に同期するかどうかを 決定 します。 また、この要素は、セキュリティ定義Windowsメンバーとして定義されているユーザー アカウントとグループを Synchronize コマンドの一部として含めるかどうかを決定します。
この要素の値は、次の表の一覧に示す文字列のいずれかに限定されています。
| 値 | 説明 |
|---|---|
| SkipMembership | Synchronize コマンドの間に、セキュリティ定義を含めるが、メンバーシップ情報を 除外 する。 |
| CopyAll | Synchronize コマンドの間にセキュリティ定義とメンバーシップ情報 を含 める。 |
| IgnoreSecurity | Synchronize コマンドの間にセキュリティ定義を 除外 します。 |