詳細なエラーを返すためのサポートを実装します。
構文
[ support_error_info(error_interface=uuid) ]
パラメーター
error_interface
IErrorInfo を実装するインターフェイスの識別子。
解説
support_error_info C++ 属性は、ターゲット オブジェクトで発生した詳細なコンテキスト エラーをクライアントに返すためのサポートを実装します。 オブジェクトがエラーをサポートするには、IErrorInfo インターフェイスのメソッドがオブジェクトによって実装されている必要があります。 詳細については、「 IDispatch と IErrorInfo のサポート」を参照してください。
この属性により、 ISupportErrorInfoImpl クラスが基本クラスとしてターゲット オブジェクトに追加されます。 その結果、ISupportErrorInfo が既定で実装され、これを単一のインターフェイスでオブジェクトのエラーが生成される際に使用できるようになります。
例
次のコードでは、ISupportErrorInfo インターフェイスの既定のサポートが CMyClass オブジェクトに追加されます。
// cpp_attr_ref_support_error_info.cpp
// compile with: /LD
#define _ATL_ATTRIBUTES
#include "atlbase.h"
#include "atlcom.h"
[module (name="mymod")];
[object, uuid("f0b17d66-dc6e-4662-baaf-76758e09c878")]
__interface IMyErrors
{
};
[ coclass, support_error_info("IMyErrors"),
uuid("854dd392-bdc7-4781-8667-8757936f2a4f") ]
class CMyClass
{
};
要件
| 属性コンテキスト | 値 |
|---|---|
| 適用対象 | class |
| 反復可能 | はい |
| 必要な属性 | なし |
| 無効な属性 | なし |
属性コンテキストの詳細については、「 属性コンテキスト」を参照してください。