保存されたクエリは、Microsoft Dataverse 環境検索のパラメーターと条件を定義するビジネス テーブルです。 保存されたクエリでは、テーブル間検索がサポートされます。 Dataverse 環境に対するクエリに使用できるテーブルは 2 つあります。
アプリケーションに保存されたビューと呼ばれる ユーザー クエリは、個々のユーザーによって所有され、他のユーザーに割り当ておよび共有でき、クエリのアクセス権限に応じて他のユーザーが表示できます。 これは、頻繁に使用される、複数のテーブルの種類にまたがるクエリや、集計を実行するクエリに適しています。 詳細情報: UserQuery テーブル
保存されたクエリは、アプリケーションのビューと呼ばれ、組織によって所有され、組織内のすべてのユーザーに表示されます。 保存されたクエリ (ビュー) は、テーブル用に定義されたビューと、Dynamics 365 for Outlook 用のフィルターとテンプレートの両方に使用されます。 詳細: SavedQuery テーブル
FetchXML ステートメントの形式のクエリが作成され、 UserQuery.FetchXml 列に割り当てられます。 このクエリは、 ExecuteByIdUserQueryRequest メッセージを使用して実行できます。
ユーザー クエリは、モデル駆動型アプリの [高度な検索 ] セクションと、テーブルの [表示 ] ドロップダウン リストにも表示されます。
UserQuery.FetchXml列の値をエクスポートするには、[フェッチ XML のダウンロード] ボタンを [高度な検索] ダイアログ ボックスで使用します。
Web API を使用して保存されたクエリを実行する
Web API を使用したユーザー クエリと保存されたクエリの実行については、「定義済みクエリの取得と実行」を参照してください。
SDK for .NET を使用して保存されたクエリを実行する
ExecuteByIdUserQueryRequestメッセージとExecuteByIdSavedQueryRequestメッセージを使用して、ユーザー クエリと保存されたクエリをそれぞれ実行できます。