アプリは、さまざまな理由で削除する必要がある場合があります。 アプリは、開発トレーニング演習として純粋に準備されている場合や、組織内で使用されなくなった場合や、何らかの方法で置き換えられた可能性があります。
アプリを削除するプロセスは簡単です。 ただし、Dataverse でコンポーネントを削除すると依存関係が発生する可能性があります。 アンマネージド ソリューションでは、アプリの削除はいつでも実行できますが、アプリが削除されるまで、アプリで使用されているテーブルを削除することはできません。 テーブル ビューなど、他のアプリ コンポーネントについても同様です。
Important
- モデル駆動型アプリまたはサイト マップがマネージド ソリューションの一部として既定のソリューションにインストールされている場合は、「マネージド ソリューションの 一部としてインストールされたモデル駆動型アプリを削除する」を参照してください。
- Dynamics 365 Sales、Dynamics 365 Customer Service、Dynamics 365 Field Service などのファースト パーティのモデル駆動型アプリは削除できません。 これらのアプリをユーザーから非表示にするには、アプリに割り当てられているセキュリティ ロールを削除します。 これらのアプリは、環境作成者、システム管理者、システム カスタマイザー ロールを持つユーザー、またはモデル駆動型アプリ テーブルに対する作成特権を持つすべてのユーザーに引き続き表示されることに注意してください。
環境内のアンマネージド アプリを削除または解除する
Power Apps にサインインします。
左側のナビゲーションで、[ アプリ] を選択します。
注
テーブルのカスタマイズは 、ソリューション内で行う必要があります。 ソリューション内でモデル駆動型アプリを更新するには、ソリューションを開きます。
削除するアンマネージド モデル駆動型アプリを選択し、コマンド バーの [ 削除 ] を選択します。
表示される確認メッセージには、2 つのオプションがあります。
- ソリューションを削除 すると、ソリューションからアプリが削除されますが、環境内に保持されます。
- この環境から削除 すると、ソリューションと環境の両方から削除されます。
コンポーネントにリレーションシップなどの依存関係がある場合は、アプリを削除する前に削除する必要があります。 アプリの依存関係を表示するには、アプリを選択し、コマンド バーで [依存関係の表示 ] を選択します。
アプリが削除されたら、関連付けられているサイト マップも削除する必要があります。 サイト マップを削除しない場合、同じ名前の別のアプリを初めて作成しようとすると、サイト マップ デザイナーにエラーが表示されます。 ただし、エラーを無視することは可能であり、アプリを再度作成しようとしたときにエラーは表示されません。
- 左のナビゲーション ウィンドウで、ソリューション を選択します。 項目がサイド パネル ウィンドウに表示されない場合は、…さらに表示 を選択して、目的の項目を選択します。
- 既定の ソリューションを開きます。
- 左側のナビゲーション ウィンドウで、[ サイト マップ] を選択し、先ほど削除したアプリと同じ名前のサイト マップを選択し、[ この環境から削除] を選択します。
- [削除] を選択して確定します。
マネージド ソリューションの一部としてインストールされたモデル駆動型アプリを削除する
マネージド ソリューションの一部として環境にインストールされたモデル駆動型アプリまたはサイト マップを削除することはできません。 代わりに、マネージド ソリューションを削除する必要があります。
マネージド ソリューションを削除する
マネージド ソリューションのすべてのコンポーネントは、ソリューションを削除することによって削除されます。
注意事項
マネージド ソリューションを削除するときは注意が必要です。ソリューションには、基幹業務アプリケーションなどの運用目的で使用されるコンポーネントが含まれている可能性があるためです。 すべてのソリューション コンポーネントが削除され、マネージド ソリューションに関連付けられているデータも削除されます。
- Power Apps にサインインします。
- 左のナビゲーションで、 ソリューション を選択します。
- ソリューション の一 覧で、関連するマネージド ソリューションを選択し、ツール バーの [削除] を選択 します。