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Add-SPClaimTypeMapping

信頼できる Security Token Service (STS) ID プロバイダーに要求のマッピングを追加します。

構文

Default (既定)

Add-SPClaimTypeMapping
    [-Identity] <SPClaimMappingPipeBind>
    [-TrustedIdentityTokenIssuer] <SPTrustedIdentityTokenIssuerPipeBind>
    [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
    [-Force]
    [<CommonParameters>]

説明

Add-SPClaimTypeMapping コマンドレットでは、クレーム型マッピング ルールをファームの信頼できる STS 認証プロバイダーからセキュリティ トークン サービス (STS) ID プロバイダーに追加します。

Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。

C:\PS>Get-SPTrustedIdentityTokenIssuer -Name "LiveIDSTS" | Add-SPClaimTypeMapping -IncomingClaimType "http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/05/identity/claims/nameidentifier" -IncomingClaimTypeDisplayName "PUID" -LocalClaimType "http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/05/identity/claims/thumbprint"

この例では、信頼できる ID トークン発行元にクレーム マッピングを追加します。

パラメーター

-AssignmentCollection

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。

Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。

パラメーターのプロパティ

型:SPAssignmentCollection
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:True
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-Force

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

クレーム マッピング ルールが存在する場合に上書きします。

パラメーターのプロパティ

型:SwitchParameter
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-Identity

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

ID プロバイダーに対してセキュリティ トークンを発行するファームの STS を指定します。

この型は、12345678-90ab-cdef-1234-567890bcdefgh という形式の有効な GUID であるか、クレーム マッピング ルールの有効な名前 (ClaimMap1 など) であるか、有効な SPClaimMapping オブジェクト インスタンスであることが必要です。

パラメーターのプロパティ

型:SPClaimMappingPipeBind
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:1
必須:True
パイプラインからの値:True
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-TrustedIdentityTokenIssuer

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

ファームの信頼できるトークン発行元 (STS 認証プロバイダー) を指定します。

この型は、12345678-90ab-cdef-1234-567890bcdefgh という形式の有効な GUID であるか、認証プロバイダーの有効な名前 (MyIDprovider1 など) であるか、有効な SPTrustedIdentityTokenIssuer オブジェクト インスタンスであることが必要です。

パラメーターのプロパティ

型:SPTrustedIdentityTokenIssuerPipeBind
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:2
必須:True
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

CommonParameters

このコマンドレットでは、一般的なパラメーター -Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-InformationAction、-InformationVariable、-OutBuffer、-OutVariable、-PipelineVariable、-ProgressAction、-Verbose、-WarningAction、-WarningVariable の各パラメーターがサポートされています。 詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。