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Clear-SPLogLevel

Windows イベント ログとトレース ログを既定値にリセットします。

構文

Default (既定)

Clear-SPLogLevel
    [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
    [-Identity <String[]>]
    [-InputObject <PSObject>]
    [<CommonParameters>]

説明

Clear-SPLogLevel コマンドレットでは、指定したカテゴリの Windows イベント ログおよびトレース ログのログ出力レベルを既定値にリセットします。 Identity パラメーターを指定しない場合は、すべてのカテゴリが対象になります。

Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。

例 1

Clear-SPLogLevel -Identity Cat1

この例では、1 つのカテゴリのログ レベルをリセットします。

例 2

"Cat1", "Cat2", "Cat3" | Clear-SPLogLevel

この例では、複数のカテゴリのログ レベルをリセットします。

例 3

Get-SPLogLevel | Clear-SPLogLevel

この例では、すべてのカテゴリのログ レベルをリセットします。

例 4

Clear-SPLogLevel -Identity "SharePoint Server:Database"

次の使用例は、SharePoint Server 領域でのみ特定のカテゴリのログ レベルをリセットします。 これは、複数の領域で同じ名前付きカテゴリを使用する場合に便利です。

パラメーター

-AssignmentCollection

該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。

Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。

パラメーターのプロパティ

型:SPAssignmentCollection
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:True
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-Identity

該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

設定するカテゴリまたはカテゴリ セットの名前 ("Unified Logging Service" など) を指定します。 Identity パラメーターを指定しない場合は、記録されるイベントの設定がファーム内のすべてのカテゴリに適用されます。

無効なカテゴリを指定すると、終了しないエラーが発生し、無視されます。

パラメーターのプロパティ

型:

String[]

規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-InputObject

該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

パイプラインで渡される InputObject パラメーターの結果を指定します。 この値には、 Identity パラメーターと同じ形式の文字列か、 SPDiagnosticsCategory オブジェクトを指定できます。 ユーザーは、1 つ以上のカテゴリを Get-SPLogLevel コマンドレットから取得し、値を変更して、パイプラインで結果を Set-SPLogLevel コマンドレットに渡すことができます。

パラメーターのプロパティ

型:PSObject
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:True
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

CommonParameters

このコマンドレットでは、一般的なパラメーター -Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-InformationAction、-InformationVariable、-OutBuffer、-OutVariable、-PipelineVariable、-ProgressAction、-Verbose、-WarningAction、-WarningVariable の各パラメーターがサポートされています。 詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。