次の方法で共有


Get-SPWebApplicationAppDomain

特定の Web アプリケーションのアプリ ドメイン全部を返します。

構文

ResourceName

Get-SPWebApplicationAppDomain
    [[-Identity] <SPAppDomainPipeBind>]
    -AppDomain <String>
    [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
    [-Zone <SPUrlZone>]
    [<CommonParameters>]

WebApplication

Get-SPWebApplicationAppDomain
    [[-Identity] <SPAppDomainPipeBind>]
    -WebApplication <SPWebApplicationPipeBind>
    [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
    [-Zone <SPUrlZone>]
    [<CommonParameters>]

説明

このコマンドレットには、複数のパラメーター セットが含まれています。 使用できるのは、1 つのパラメーター セットのパラメーターだけであり、異なるパラメーター セットのパラメーターを組み合わせることはできません。 パラメーター セットの使用法に関する詳しい情報については、「コマンドレットのパラメーター セット」を参照してください。

Get-SPWebApplicationAppDoman コマンドレットは、特定の Web アプリケーションまたは Web アプリケーション全部のアプリ ドメイン全部を返すために使用します。 パラメーターを指定しない場合は、既定のゾーンが使用されます。

例 1

Get-SPWebApplicationAppDomain

SPAppDomain オブジェクト (ファーム内にある Web アプリケーション全部のアプリ ドメインごとに 1 つずつ) の一覧を返します。

例 2

Get-SPWebApplicationAppDomain -Zone Default

SPAppDomain オブジェクト (ファーム内にある Web アプリケーション全部の既定ゾーンのアプリ ドメインごとに 1 つずつ) の一覧を返します。

例 3

Get-SPWebApplicationAppDomain -WebApplication https://www.contoso.com

SPAppDomain オブジェクト (すべてのゾーンに指定した Web アプリケーションのすべてのアプリ ドメインごとに 1 つずつ) の一覧を返します。

例 4

Get-SPWebApplicationAppDomain -AppDomain contosoapps.com

SPAppDomain オブジェクト (指定したアプリ ドメインを共有する、アプリケーションとゾーンのペアごとに 1 つずつ) の一覧を返します。

パラメーター

-AppDomain

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

アプリ ドメインの URI を指定します。

パラメーターのプロパティ

型:String
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

ResourceName
配置:Named
必須:True
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-AssignmentCollection

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。

Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。

パラメーターのプロパティ

型:SPAssignmentCollection
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:True
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-Identity

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

ドメイン名 (つまり contoso.com) または SPAppDomain オブジェクトの文字列を指定します。

パラメーターのプロパティ

型:SPAppDomainPipeBind
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:1
必須:False
パイプラインからの値:True
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-WebApplication

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

アプリ ドメインが構成されている Web アプリケーションの GUID、URI、または名前を指定します。

パラメーターのプロパティ

型:SPWebApplicationPipeBind
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

WebApplication
配置:Named
必須:True
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-Zone

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

アプリ ドメインの割り当て先となるセキュリティ ゾーンを指定します。

  • 既定

  • イントラネット

  • インターネット

  • Extranet

  • カスタム

値を指定しないと、既定値が適用されます。

パラメーターのプロパティ

型:SPUrlZone
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

CommonParameters

このコマンドレットでは、一般的なパラメーター -Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-InformationAction、-InformationVariable、-OutBuffer、-OutVariable、-PipelineVariable、-ProgressAction、-Verbose、-WarningAction、-WarningVariable の各パラメーターがサポートされています。 詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。

入力

Microsoft.SharePoint.Administration.SPAppCmdlets.SPAppDomainPipeBind

Microsoft.SharePoint.PowerShell.SPAssignmentCollection

出力

System.Object