Get-SPWOPIBinding
このコマンドレットが実行されている現在の SharePoint ファームで、 New-SPWOPIBinding を使用して作成されたバインドの一覧を返します。
構文
Default (既定)
Get-SPWOPIBinding
[-Action <String>]
[-Application <String>]
[-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
[-Extension <String>]
[-ProgId <String>]
[-Server <String>]
[-WOPIZone <String>]
[<CommonParameters>]
説明
Get-SPWOPIBinding コマンドレットでは、このコマンドレットが実行されている現在の SharePoint ファームで、New-SPWOPIBinding を使用して作成されたバインドの一覧を取得します。 結果には、WOPI アプリケーション (Office Web Apps Server を実行するサーバーなど) 用に構成されたアクション、アプリケーション、ファイルの種類、ゾーンが含まれます。
Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。
例
例 1
Get-SPWOPIBinding -Server "Server.corp.Contoso.com"
次の使用例は、WOPI アプリケーション "Server.corp.Contoso.com" に対してこのコマンドレットが実行されている現在の SharePoint ファームで作成されたバインドの一覧を返します。WOPI アプリケーションは、Office Web Apps Server を実行するサーバーである可能性があります。
例 2
Get-SPWOPIZone | Get-SPWOPIBinding
この例では、WOPI アプリケーションに対して構成されたゾーンについて、このコマンドレットが実行されている現在の SharePoint ファームで作成されたバインドの一覧を取得します。
パラメーター
-Action
該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
バインドを取得するアクションを指定します。
パラメーターのプロパティ
| 型: | String |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-Application
該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
バインドを取得するアプリケーションを指定します。
パラメーターのプロパティ
| 型: | String |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-AssignmentCollection
該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。
Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。
パラメーターのプロパティ
| 型: | SPAssignmentCollection |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | True |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-Extension
該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
バインドを取得するファイル名拡張子を指定します。
パラメーターのプロパティ
| 型: | String |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-ProgId
該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
バインドを取得するアプリケーションのプログラム識別子 (ProgID) を指定します。
パラメーターのプロパティ
| 型: | String |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-Server
該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
バインドを取得する WOPI アプリケーション (Office Web Apps Serverが実行されているサーバーなど) の名前を指定します。
パラメーターのプロパティ
| 型: | String |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-WOPIZone
該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
バインドを取得するゾーンを指定します。
パラメーターのプロパティ
| 型: | String |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | True |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
CommonParameters
このコマンドレットでは、一般的なパラメーター -Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-InformationAction、-InformationVariable、-OutBuffer、-OutVariable、-PipelineVariable、-ProgressAction、-Verbose、-WarningAction、-WarningVariable の各パラメーターがサポートされています。 詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。