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Revoke-SPObjectSecurity

セキュリティ プリンシパルを SPObjectSecurity オブジェクトから削除します。

構文

RevokeOne

Revoke-SPObjectSecurity
    [-Identity] <SPObjectSecurity>
    [-Principal] <SPClaim>
    [[-Rights] <String[]>]
    [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
    [<CommonParameters>]

RevokeAll

Revoke-SPObjectSecurity
    [-Identity] <SPObjectSecurity>
    [-All]
    [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
    [<CommonParameters>]

説明

このコマンドレットには、複数のパラメーター セットが含まれています。 使用できるのは、1 つのパラメーター セットのパラメーターだけであり、異なるパラメーター セットのパラメーターを組み合わせることはできません。 パラメーター セットの使用法に関する詳しい情報については、「コマンドレットのパラメーター セット」を参照してください。

SPObjectSecurity オブジェクトからユーザーなどのセキュリティ プリンシパルを削除するための Revoke-SPObjectSecurity コマンドレット。 SPObjectSecurity オブジェクトは、SharePoint 管理オブジェクト (特にサービス アプリケーション) のセキュリティ アクセス制御リスト (ACL) を表すために使用される一般的なオブジェクトです。

SharePoint 製品のWindows PowerShellに関するアクセス許可と最新の情報については、https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=251831 (https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=251831) のオンライン ドキュメントを参照してください。

$security = Get-SPServiceApplicationSecurity $serviceApp -Admin
Revoke-SPObjectSecurity $security "domain\user"
Set-SPServiceApplicationSecurity $serviceApp -Admin $security

この例では、サービス アプリケーションの管理者 ACL に対応する SPObjectSecurity オブジェクトを取得し、その ACL からユーザーを削除します。 削除されるユーザーは、サービス アプリケーション $serviceApp の管理者です。

パラメーター

-All

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016

指定した SPObjectSecurity オブジェクトからすべてのセキュリティ プリンシパルを削除するように指定します。

パラメーターのプロパティ

型:SwitchParameter
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

RevokeAll
配置:Named
必須:True
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-AssignmentCollection

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016

適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。

Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。

パラメーターのプロパティ

型:SPAssignmentCollection
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:True
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-Identity

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016

セキュリティ プリンシパルを削除する SPObjectSecurity オブジェクトを指定します。 Get-SPServiceApplicationSecurity コマンドレットを使用して、SPObjectSecurity オブジェクトを取得できます。

パラメーターのプロパティ

型:SPObjectSecurity
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:1
必須:True
パイプラインからの値:True
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-Principal

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016

権限を削除するプリンシパルを指定します。

この型は、プリンシパルの有効な名前 (Full Control など) であることが必要です。

パラメーターのプロパティ

型:SPClaim
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

RevokeOne
配置:2
必須:True
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-Rights

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016

取り消すプリンシパルの権限を指定します。

この型は、取り消すプリンシパルの権限を表す文字列の有効な配列であることが必要です。

パラメーターのプロパティ

型:

String[]

規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

RevokeOne
配置:3
必須:False
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

CommonParameters

このコマンドレットでは、一般的なパラメーター -Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-InformationAction、-InformationVariable、-OutBuffer、-OutVariable、-PipelineVariable、-ProgressAction、-Verbose、-WarningAction、-WarningVariable の各パラメーターがサポートされています。 詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。