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Set-SPPowerPointConversionServiceApplication

PowerPoint Conversion Service アプリケーションの設定を構成します。

構文

Default (既定)

Set-SPPowerPointConversionServiceApplication
    [-Identity] <SPPowerPointConversionServiceApplicationPipeBind>
    [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
    [-CacheExpirationPeriodInSeconds <UInt32>]
    [-MaximumConversionsPerWorker <UInt32>]
    [-WorkerKeepAliveTimeoutInSeconds <UInt32>]
    [-WorkerProcessCount <UInt32>]
    [-WorkerTimeoutInSeconds <UInt32>]
    [<CommonParameters>]

説明

Set-SPPowerPointConversionServiceApplication コマンドレットを使用して、ファーム内にあるPowerPoint Conversion Service アプリケーションのインスタンスのプロパティと設定を設定します。

例 1

Set-SPPowerPointConversionServiceApplication -Identity "MyWorkgroupPPTApp" -CacheExpirationPeriodInSeconds 1200

この例では、変換キャッシュの有効期限の新しい既定値を指定します。

例 2

Set-SPPowerPointConversionServiceApplication -Identity "MyWorkgroupPPTApp" -DisableBinaryScan:$false

この例では、ドキュメントのバイナリ スキャンを無効にします。

パラメーター

-AssignmentCollection

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。

Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。

パラメーターのプロパティ

型:SPAssignmentCollection
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:True
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-CacheExpirationPeriodInSeconds

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

バックエンド サーバーのキャッシュにアイテムを保持する最大時間 (秒単位) を指定します。 既定値は 600 秒 (10 分) です。

パラメーターのプロパティ

型:UInt32
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-Identity

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

この PowerPoint Conversion Service アプリケーションの一意の名前を指定します。

パラメーターのプロパティ

型:SPPowerPointConversionServiceApplicationPipeBind
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:1
必須:True
パイプラインからの値:True
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-MaximumConversionsPerWorker

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

リサイクルする前に変換ワーカー プロセスが変換できるプレゼンテーションの最大数を指定します。 既定値は 5 です。

パラメーターのプロパティ

型:UInt32
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-WorkerKeepAliveTimeoutInSeconds

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

変換ワーカー プロセスが反応しないとき、終了させるまでの時間を秒数で指定します。 既定値は 120 秒です。

パラメーターのプロパティ

型:UInt32
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-WorkerProcessCount

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

各バック エンド上の変換ワーカー プロセスのアクティブなインスタンス数を指定します。 この値は、このコンピューターの Windows Communication Foundation (WCF) 接続制限未満にする必要があります。 既定値は 3 です。

パラメーターのプロパティ

型:UInt32
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

-WorkerTimeoutInSeconds

該当: SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019

単一の変換を完了するまで、変換ワーカー プロセスに与えられた時間を秒数で指定します。 既定値は 300 秒 (5 分) です。

パラメーターのプロパティ

型:UInt32
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:Named
必須:False
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

CommonParameters

このコマンドレットでは、一般的なパラメーター -Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-InformationAction、-InformationVariable、-OutBuffer、-OutVariable、-PipelineVariable、-ProgressAction、-Verbose、-WarningAction、-WarningVariable の各パラメーターがサポートされています。 詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。