指定した書式を使用して、このインスタンスの数値を、それと等価な文字列形式に変換します。
Overloads Public Function ToString( _
ByVal format As String _) As String
[C#]
public string ToString(stringformat);
[C++]
public: String* ToString(String* format);
[JScript]
public function ToString(
format : String) : String;
パラメータ
- format
書式指定文字列。
戻り値
format で指定された、このインスタンスの値の文字列形式。
例外
| 例外の種類 | 条件 |
|---|---|
| FormatException | format が無効です。 |
解説
戻り値は PositiveInfinitySymbol 、 NegativeInfinitySymbol 、 NaNSymbol または次の書式の文字列のいずれかです。
[sign]integral-digits[.[fractional-digits]][e[sign]exponential-digits]
省略可能な項目は、角かっこ ([および]) で囲まれています。"digits" という語を含む項目は、0 から 9 までの一連の数字から構成されます。
- sign
負の記号または正の記号。 - integral-digits
数値の整数部分を指定する一連の数字。小数の桁が存在する場合は、整数の桁はなくてもかまいません。 - '.'
カルチャに固有の小数点記号。 - fractional-digits
数値の小数部分を指定する一連の数字。 - 'e'
指数表記を示す小文字の 'e'。 - exponential-digits
指数部を指定する一連の数字。
戻り値の例には、"100"、"-123,456,789"、"123.45e+6"、"500"、"3.1416"、"600"、"-0.123"、"-Infinity" などがあります。
format が null 参照 (Visual Basic では Nothing) または空の文字列の場合、戻り値の書式は一般書式指定子 ("G") を使用して設定されます。
既定では、戻り値の有効桁数は 15 桁ですが、内部的には最大 17 桁が保持されています。このインスタンスの値が 15 桁よりも大きい場合、 ToString は、予期される数値ではなく PositiveInfinitySymbol または NegativeInfinitySymbol を返します。より多くの有効桁数が必要な場合は、 format を指定するときに書式指定として "G17" または "R" を使用します。"G17" 書式指定では、常に 17 桁の有効桁数が返されます。"R" 書式指定では、数値が 15 桁で表現できる場合は 15 桁の有効桁数が返され、最大有効桁数でなければ表現できない場合は 17 桁が返されます。
戻り値は、現在のカルチャの NumberFormatInfo データを使用して書式設定されます。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET, Common Language Infrastructure (CLI) Standard
参照
Double 構造体 | Double メンバ | System 名前空間 | Double.ToString オーバーロードの一覧 | 書式設定の概要 | 数値書式指定文字列 | Parse | String