既定のカテゴリの出力チャネルのカラー プロファイル ファイルを設定します。
Overloads Public Sub SetOutputChannelColorProfile( _
ByVal colorProfileFilename As String _)
[C#]
public void SetOutputChannelColorProfile(stringcolorProfileFilename);
[C++]
public: void SetOutputChannelColorProfile(String* colorProfileFilename);
[JScript]
public function SetOutputChannelColorProfile(
colorProfileFilename : String);
パラメータ
- colorProfileFilename
カラー プロファイル ファイルのパス名。カラー プロファイル ファイルが %SystemRoot%\System32\Spool\Drivers\Color ディレクトリにある場合、このパラメータはファイル名にすることができます。それ以外の場合は、このパラメータは完全限定名である必要があります。
戻り値
このメソッドは値を返しません。
解説
SetOutputChannel メソッドと SetOutputChannelColorProfile メソッドを使用して、イメージを CMYK (シアン、マゼンダ、黄、黒) の色空間に変換し、CMYK カラー チャネルの 1 つの輝度を調べることができます。たとえば、次の処理を行うコードを記述したとします。 Image オブジェクトを作成する。 ImageAttributes オブジェクトを作成する。 ColorChannelFlag.ColorChannelC を ImageAttributes オブジェクトの SetOutputChannel メソッドに渡す。 カラー プロファイル ファイルのパス名を ImageAttributes オブジェクトの SetOutputChannelColorProfile メソッドに渡す。 Image オブジェクトおよび ImageAttributes オブジェクトのアドレスを Graphics.DrawImage メソッドに渡す。
GDI+ は、カラー プロファイル ファイルを使用してイメージ中の各ピクセルのシアン コンポーネントを計算し、イメージの各ピクセルはシアン チャネルの輝度を示す灰色の網かけで表現されます。
ImageAttributes オブジェクトは、5 つの調整カテゴリ (既定、ビットマップ、ブラシ、ペン、テキスト) に関して色とグレースケールの設定を保持します。たとえば、既定のカテゴリに対してある出力チャネル プロファイル ファイルを指定し、ビットマップ カテゴリには別の出力チャネル プロファイル ファイルを指定できます。
既定のカラー調整設定値およびグレースケール調整設定値は、調整設定値が設定されていないすべてのカテゴリに対して適用されます。たとえば、ビットマップ カテゴリの調整設定を一切指定していない場合、ビットマップ カテゴリには既定の設定が適用されます。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
参照
ImageAttributes クラス | ImageAttributes メンバ | System.Drawing.Imaging 名前空間 | ImageAttributes.SetOutputChannelColorProfile オーバーロードの一覧