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外部アクティビティの検証

このトピックの内容は、Windows Workflow Foundation 4 に該当します。

このサンプルでは、ユーザーが作成するものではないビルトイン アクティビティに検証ロジックを追加する方法を示します。検証ロジックでは、ワークフロー内に存在するすべての If アクティビティに Then または Else のいずれかのプロパティが強制的に設定されます。また、ワークフロー内に存在するすべての Pick アクティビティに複数の分岐が含まれているかどうかが確認され、分岐が含まれていない場合は警告が生成されます。

サンプルの詳細

このサンプルでは、検証する各アクティビティ (If アクティビティと Pick アクティビティ) のインスタンスを含むワークフローを作成します。検証動作ごとに Constraint を作成します。このサンプルで作成される制約は ConstraintError_IfShouldHaveThenOrElseConstraintWarning_PickHasOneBranch です。次に、これらの制約を ValidationSettings インスタンスの AdditionalConstraints コレクションに追加します。最後に、ActivityValidationServicesstatic Validate メソッドを呼び出してワークフロー内のアクティビティを検証し、検証結果をコンソールに出力します。

Ee663223.note(ja-jp,VS.100).gif注 :
ポリシー制約は、任意のアクティビティに追加できます。たとえば、Sequence または Parallel アクティビティにポリシー制約を追加できます。

このサンプルを使用するには

  1. Visual Studio 2010 を使用して、ExternalActivityValidation.sln ファイルを開きます。

  2. ソリューションをビルドするには、F6 キーを押します。

  3. ソリューションを実行するには、Ctrl キーを押しながら F5 キーを押します。

Ee663223.Important(ja-jp,VS.100).gif 注 :
サンプルは、既にコンピューターにインストールされている場合があります。続行する前に、次の (既定の) ディレクトリを確認してください。

<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples

このディレクトリが存在しない場合は、「.NET Framework 4 向けの Windows Communication Foundation (WCF) および Windows Workflow Foundation (WF) のサンプル」にアクセスして、Windows Communication Foundation (WCF) および WF のサンプルをすべてダウンロードしてください。このサンプルは、次のディレクトリに格納されます。

<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples\WF\Basic\Validation\ExternalActivityValidation