データ マイニング デザイナーの Microsoft Time Series ビューアーには、時系列モデルで使用される回帰式の詳細を表示する最も簡単な方法が用意されています。
時系列モデルの回帰式は、モデルの内容に対してクエリを実行することで抽出できます。 ただし、ARTXP または ARIMA の数式全体を表示するには、すべての定数を読み取り可能な形式で表示する Microsoft タイム シリーズ ビューアーのマイニング凡例を使用することをお勧めします。
混合モデルを作成する場合、ARIMA 分析と ARTXP 分析は、モデルを表すルート ノードで結合された個別のツリーに作成されます。 ARIMA ツリーと ARTXP ツリーの構造は大きく異なります。 たとえば、ARTXP ツリーは実際にはデシジョン ツリーのようなツリー構造ですが、ARIMA ツリーは一連の移動平均を表します。 したがって、2 つの表現は便宜上 1 つのモデルで表示されますが、2 つの独立したモデルとして扱う必要があります。 数式も完全に異なり、組み合わせたり比較したりすることはできません。
Microsoft 汎用コンテンツ ツリー ビューアーを使用して時系列モデルを表示することもできます。 時系列モデルのコンテンツの詳細については、「タイム シリーズ モデルの マイニング モデル コンテンツ (Analysis Services - データ マイニング)」を参照してください。
時系列モデルの ARTXP 回帰式を表示するには
SQL Server Management Studio で、表示する時系列モデルを選択し、[ 参照] をクリックします。
--又は--
SQL Server Data Tools (SSDT) で、時系列モデルを選択し、[ マイニング モデル ビューアー ] タブをクリックします。
[ モデル ] タブをクリックします。
モデルに複数のツリーが含まれている場合は、[ ツリー] ドロップダウン リストから 1 つのツリーを選択します。
注
複数のデータ系列がある場合、モデルには常に複数のツリーがあります。 ただし、 タイム シリーズ ビューアー には、 Microsoft 汎用コンテンツ ツリー ビューアーに表示されるツリーの数は表示されません。 これは、時系列ビューアーが各データ系列の ARIMA 情報と ARTXP 情報を 1 つの表現に結合するためです。
ツリー内の任意のリーフ ノードをクリックします。
データ系列としてラベル付けされたノードは常にリーフ ノードであり、数式を含めることができます。 (All) ノードに子ノードがない場合は、数式を含めることもできます。
[マイニング凡例] が使用できない場合は、ノードを右クリックし、[凡例の表示] を選択します。
ARTXP 数式は、 マイニング凡例の前半に ツリー ノード式として表示されます。
時系列モデルの ARIMA 数式を表示するには
SQL Server Management Studio で、表示する時系列モデルを選択し、[ 参照] をクリックします。
--又は--
SQL Server Data Tools (SSDT) で、時系列モデルを選択し、[ マイニング モデル ビューアー ] タブをクリックします。
[ モデル ] タブをクリックします。
モデルに複数のツリーが含まれている場合は、[ ツリー] ドロップダウン リストから 1 つのツリーを選択します。
注
複数のデータ系列を含める場合、モデルには常に複数のツリーがあります。
ツリー内の任意のノードをクリックします。
ARIMA 数式は、 マイニング凡例の後半に ARIMA 式として表示されます。
[マイニング凡例] が使用できない場合は、ノードを右クリックし、[凡例の表示] を選択します。
こちらもご覧ください
マイニング モデル ビューアーのタスクと操作方法
Microsoft タイム シリーズ ビューアーを使用してモデルを参照する
タイム シリーズ モデル クエリの例