ディメンション メンバーに関連付けられている既定の集計を多次元式 (MDX) 式の結果に置き換えるために、キューブまたはディメンションにカスタム メンバー式の機能強化を追加します。 (この拡張機能は、ディメンション内の指定した属性に CustomRollupColumn プロパティを設定します。
注
カスタム メンバー式は、既存のデータ ソースに基づくディメンションでのみ使用できます。 データ ソースを使用せずに作成されたディメンションの場合は、カスタム メンバー式を追加する前に、スキーマ生成ウィザードを実行してデータ ソース ビューを作成する必要があります。
カスタム メンバー式を追加するには、ビジネス インテリジェンス ウィザードを使用し、[拡張の選択] ページで [カスタム メンバー式の作成 ] オプションを 選択 します。 このウィザードでは、カスタム メンバー式を適用するディメンションを選択し、カスタム メンバー式を有効にする手順について説明します。
ディメンションの選択
ウィザードの最初の [カスタム メンバー式の作成 ] ページで、カスタム メンバー式を適用するディメンションを指定します。 この選択したディメンションに追加されたカスタム メンバー式の機能強化により、ディメンションが変更されます。 これらの変更は、選択したディメンションを含むすべてのキューブによって継承されます。
カスタム メンバー式の有効化
2 番目の [ カスタム メンバー式の作成] ページで、カスタム メンバー数式を含むソース列をディメンション内の 1 つ以上の属性に関連付けます。 [属性] 列で、カスタム メンバー数式列に関連付ける属性の横にあるチェック ボックスをオンにします。 各属性を選択すると、ウィザードに [列の 選択 ] ダイアログ ボックスが表示されます。 このダイアログ ボックスで、数式を含むディメンション テーブル内の列をクリックします。 [ 列 の選択] ダイアログ ボックスを閉じた後で選択範囲を変更する場合は、変更する [ソース列 ] セルをクリックし、省略記号 (...) をクリックして [列の 選択 ] ダイアログ ボックスをもう一度開きます。