キューブのパーティションを作成するときに、別のファクト テーブルを使用することを選択できます。 1 つのデータ ソース ビュー、異なるデータ ソース ビュー、または異なるデータ ソースのテーブルが異なる場合があります。 データ ソース ビューには、複数のデータ ソースとは異なるテーブルが含まれている場合もあります。
キューブのパーティションのすべてのファクト テーブルとディメンションは、キューブのファクト テーブルおよびディメンションと同じ構造である必要があります。 たとえば、異なるファクト テーブルは同じ構造を持つことができますが、異なる年または異なる製品ラインのデータを含むことができます。
ファクト テーブルは、パーティション ウィザードの [ソース情報の指定 ] ページで指定します。 このページの [検索先] の横にある [パーティション ソース] グループ で、検索するデータ ソースまたはデータ ソース ビューを指定します。 次に、[ テーブルの検索] をクリックし、[ 使用可能なテーブル] で、使用するテーブルを選択します。
異なるファクト テーブルを使用する場合は、パーティション間でデータが重複しないようにしてください。 たとえば、1 つのファクト テーブルに 2012 年のみのトランザクションが含まれており、別のファクト テーブルに 2013 のみのトランザクションが含まれている場合、これらのテーブルには独立したデータが含まれます。 同様に、個別の製品ラインまたは個別の地理的領域のファクト テーブルは独立しています。
重複データを含む異なるファクト テーブルを使用することは可能ですが、お勧めしません。 この場合、パーティションでフィルターを使用して、1 つのパーティションで使用されるデータが他のパーティションで使用されないようにする必要があります。 詳細については、「 ローカル パーティションの作成と管理 (Analysis Services)」を参照してください。