PowerPivot ブックには、多くの場合、大量のデータが含まれるため、SharePoint のアップロードで許可される最大ファイル サイズを超えるファイルが生成されます。 上限を超えるファイルをアップロードしようとすると、SharePoint で次のエラーが発生します。
- "指定したファイルが、サポートされている最大ファイル サイズより大きい。
ファイル サイズを大きくするには、まず、Excel Services の最大ブック サイズを 50 メガバイトに調整します。 これにより、Excel の最大ファイル サイズ制限が SharePoint Web アプリケーションのファイル サイズの上限に合わせて調整されます (SharePoint 2010 では既定で 50 MB、SharePoint 2013 では 200 に設定されます)。 ファイルのサイズが 50 MB を超える場合は、Excel Services と Web アプリケーションの両方のファイル サイズの制限を増やします。
ファイルの最大アップロード サイズを変更するには、SharePoint 管理者である必要があります。
Excel Services の最大ファイル サイズを構成する
サーバーの全体管理の [アプリケーション管理] で、[ サービス アプリケーションの管理] をクリックします。
Excel Services アプリケーションの名前をクリックします。
[ 信頼できるファイルの場所] をクリックします。
プロパティを編集する場所をクリックします。 既定では、Excel Services は既定の Web アプリケーションを信頼済みサイトと見なします。 既定の Web アプリケーションを使用している場合は、[ http:// ] をクリックして、この場所の構成ページを開きます。
ブックのプロパティまでスクロールします。
[最大ブック サイズ] で、ファイル サイズを 10 (既定値) から 50 に増やすか、使用しているファイルに対応するサイズを大きくします。
既定では、SharePoint Web アプリケーションの最大ファイル アップロード サイズは 50 MB です。 最大ブック サイズを 50 MB を超える数に設定した場合は、次の手順の手順に従って、SharePoint Web アプリケーションの最大アップロード サイズを同じ値に増やします。
指定できる最大値は、2 ギガバイト (またはサーバーの全体管理で指定された 2047 メガバイト) です。
OK をクリックします。
SharePoint Web アプリケーションの最大ファイル サイズを構成する
サーバーの全体管理の [アプリケーション管理] で、[ Web アプリケーションの管理] をクリックします。
注
次の手順は、Excel Services で最大ブック サイズを増やした場合にのみ実行します。
アプリケーション ( SharePoint - 80 など) を選択します。
[Web アプリケーション] リボンの [全般設定] ボタンの下矢印をクリックします。
[ 全般設定] をクリックします。
最大アップロード サイズまでスクロールします。
このプロパティは、Excel Services の最大ブック サイズと同じ数値または大きい値に設定します。
OK をクリックします。