マスター データ サービスでは、ドメイン ベースの属性は、別のエンティティのメンバーによって設定される値を持つ属性です。 ドメインベースの属性は、制約付きリストと考えることができます。ドメイン ベースの属性を使用すると、無効な属性値をユーザーが入力できなくなります。 属性値を選択するには、ユーザーがリストから選択する必要があります。
Domain-Based 属性の例
次の図では、Product エンティティに Subcategory というドメインベースの属性があります。 Subcategory 属性は、Subcategory エンティティの値によって設定されます。
Subcategory エンティティには、Category というドメインベースの属性があります。 Category 属性は、Category エンティティの値によって設定されます。
複数の Domain-Based 属性に対して同じエンティティを使用する
複数のエンティティのドメイン ベースの属性と同じエンティティを使用できます。 たとえば、Yes、No、Maybe というメンバーを含む YesNoIndicator というエンティティを作成できます。 InStock という名前のドメイン ベースの属性を作成し、ソースとして YesNoIndicator エンティティを使用できます。 Approved という名前の別のドメイン ベースの属性を作成し、YesNoIndicator エンティティをソースとして使用することもできます。 YesNoIndicator エンティティのメンバーの一覧からユーザーに選択を求める場合は、そのエンティティをドメイン ベースの属性として使用できます。
Domain-Based 属性フォーム派生階層
ドメインベースの属性リレーションシップは、派生階層の基礎です。 詳細については、「 派生階層 (マスター データ サービス)」を参照してください。
関連タスク
| タスクの説明 | トピック |
|---|---|
| 既存のエンティティから取得された新しいドメイン ベースの属性を作成します。 | Domain-Based 属性の作成 (マスター データ サービス) |
| 新しいエンティティを作成します。 | エンティティの作成 (マスター データ サービス) |