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Excel 用 MDS アドインのデータ品質照合

時間の経過と同時に、MDS リポジトリにさらにデータを追加する必要があります。 データを追加する前に、新しいデータを MDS で既に管理されているデータと比較して、重複するデータや不正確なデータを追加しないようにすると便利です。

Excel 用 MDS アドインは、SQL Server の Data Quality Services (DQS) 機能を使用して、類似するデータと一致させます。 アドインで照合機能を使用すると、同様のレコードがグループ化され、結果の精度を表すスコアが表示されます。 DQS によって提供される照合機能の詳細については、「 データ照合」を参照してください。

データ品質照合のワークフロー

Excel 用 MDS アドインで DQS を使用する場合は、次のワークフローを使用します。

  1. MDS で管理されるデータの一覧を取得し、MDS で管理されていないリストと組み合わせます。 詳細については、「データの 結合 (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。

  2. DQS ナレッジを使用して、結合されたリスト内のデータを比較します。 詳細については、「 類似データの照合 (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。

  3. DQS で見つかった類似点の詳細を表示するには、詳細列を表示します。

  4. 結果を確認し、MDS リポジトリに追加する必要があるデータと重複するデータを決定します。

  5. 新しいデータや更新されたデータを MDS リポジトリに発行します。

ナレッジ ベース

アドインで提供される照合結果は、DQS ナレッジ ベースに基づいています。

  • 既定のナレッジ ベース (DQS データ) は、DQS のインストール時に作成されます。 既定のナレッジ ベースを使用する場合 (Data Quality Client の既定のナレッジ ベースに一致ポリシーを追加しない場合)、ワークシート内の列をナレッジ ベース内のドメインにマップし、選択したドメインに重み値を割り当てる必要があります。

  • Data Quality Client を使用して、照合ポリシーを使用して新しいナレッジ ベースを作成したり、照合ポリシーを既定のナレッジ ベースに追加したりすることができます。 この場合、重みの値は、既に作成した照合ポリシーによって決まります。必要なのは、列をドメインにマップすることだけです。 詳細については、「 照合ポリシーの作成」を参照してください。

ナレッジ ベースの詳細については、「 DQS ナレッジ ベースとドメイン」を参照してください。

タスクの説明 トピック
外部データと MDS で管理されるデータを組み合わせて比較します。 データの結合 (Excel 用 MDS アドイン)
DQS ナレッジを使用して、データ内の類似点を見つけます。 類似データの照合 (Excel 用 MDS アドイン)