Excel のマスター データ サービスアドインで、データを発行すると、次の 2 種類の検証が行われます。
定義されているすべてのビジネス ルールがデータに適用されます。
データは、許可された属性値 (文字数やデータ型など) に対してチェックされます。
いずれの場合も、有効なデータは MDS リポジトリに発行されます。 無効なデータが強調表示され、エラーの詳細を状態列に表示できます。
検証が行われる場合
Excel の Master Data ServicesAdd-in では、新しいデータまたは変更されたデータを発行するとき、またはビジネス ルールを手動で適用するときに検証が行われます。
ビジネス ルールが失敗しても、データは MDS リポジトリに発行されます。 入力の検証が失敗した場合、データはリポジトリに発行されません。
検証状態
Excel の Master Data ServicesAdd-in では、次の検証状態が可能です。
| ステータス | 説明 |
|---|---|
| エラー | MDS 管理者によって定義されたビジネス ルールに対して、行内の 1 つ以上の値が検証に失敗しました。 |
| 未検証 | 行の値は、ビジネス ルールに対してまだ検証されていません。 |
| 成功 | 行内のすべての値は、ビジネス ルールに対する検証に合格しています。 |
入力状態
Excel の Master Data ServicesAdd-in では、次の入力状態が可能です
| ステータス | 説明 |
|---|---|
| エラー | 行内の 1 つ以上の値が、長さやデータ型などのシステム要件を満たしていません。 この値は MDS リポジトリでは更新されません。 |
| 新しい行 | 行の値はまだ MDS リポジトリに発行されていません。 |
| 読み取り専用 | ログインしているユーザーは、行内の 1 つ以上の値に対する読み取り専用アクセス許可を持っており、値を更新できません。 |
| そのまま | ワークシート内の行の値は変更されていません。 これは、リポジトリ内の値が変更されていないことを意味するものではありません。シートの最新のデータを取得するには、[ 接続と読み込み ] グループで [ 読み込み] または [更新] をクリックします。 これは、各行の既定の設定です。 |
関連タスク
| タスクの説明 | トピック |
|---|---|
| 定義されたビジネス ルールに合格しない値を決定します。 | ビジネス ルールの適用 (Excel 用 MDS アドイン) |
| 検証エラーを修正するには、メンバーに対して発生したすべてのトランザクションを表示します。 | メンバーのすべての注釈またはトランザクションを表示する (Excel 用 MDS アドイン) |