サーバーの照合順序は、SQL Server のインスタンスと共にインストールされるすべてのシステム データベースと、新しく作成されたユーザー データベースの既定の照合順序として機能します。 サーバーの照合順序は、SQL Server のインストール中に指定されます。 詳細については、「照合順序および Unicode のサポート」を参照してください。
サーバーの照合順序の変更
SQL Server のインスタンスの既定の照合順序の変更は複雑な操作になり、次の手順が含まれます。
ユーザー データベースとその中のすべてのオブジェクトを再作成するために必要なすべての情報またはスクリプトがあることを確認します。
bcp ユーティリティなどのツールを使用して、すべてのデータをエクスポートします。 詳細については、「 データの一括インポートと一括エクスポート (SQL Server)」を参照してください。
すべてのユーザー データベースを削除します。
セットアップ コマンドの SQLCOLLATION プロパティで新しい照合順序を指定して、マスター データベースを再構築します。 例えば次が挙げられます。
Setup /QUIET /ACTION=REBUILDDATABASE /INSTANCENAME=InstanceName /SQLSYSADMINACCOUNTS=accounts /[ SAPWD= StrongPassword ] /SQLCOLLATION=CollationName詳細については、「 システム データベースの再構築」を参照してください。
すべてのデータベースとその中のすべてのオブジェクトを作成します。
すべてのデータをインポートします。
注
SQL Server のインスタンスの既定の照合順序を変更する代わりに、作成する新しいデータベースごとに既定の照合順序を指定できます。
こちらもご覧ください
照合順序と Unicode のサポート
データベースの照合順序を設定または変更する
列の照合順序の設定または変更
システム データベースの再構築