データベースを設計する場合は、データを入力するときにデータベースの大きさを見積もる必要があります。 データベースのサイズを見積もると、次の操作を行うために必要なハードウェア構成を決定するのに役立ちます。
アプリケーションに必要なパフォーマンスを実現します。
データとインデックスを格納するために必要なディスク領域の適切な物理量を保証します。
データベースのサイズを見積もると、データベースの設計を調整する必要があるかどうかを判断するのにも役立ちます。 たとえば、データベースの推定サイズが大きすぎて組織に実装できず、より多くの正規化が必要であると判断できます。 逆に、推定サイズが予想よりも小さい場合があります。 これにより、データベースを非正規化してクエリのパフォーマンスを向上させることができます。
データベースのサイズを見積もるために、各テーブルのサイズを個別に見積もり、取得した値を追加します。 テーブルのサイズは、テーブルにインデックスがあるかどうか、およびインデックスの種類によって異なります。
このセクションにて
| トピック | 説明 |
|---|---|
| テーブルのサイズを見積もる | テーブルおよび関連するインデックスにデータを格納するために必要な領域の量を見積もるために必要な手順と計算を定義します。 |
| ヒープのサイズを見積もる | ヒープにデータを格納するために必要な領域の量を見積もるために必要な手順と計算を定義します。 ヒープは、クラスター化インデックスを持たないテーブルです。 |
| クラスター化インデックスのサイズを見積もる | クラスター化インデックスにデータを格納するために必要な領域の量を見積もるために必要な手順と計算を定義します。 |
| 非クラスター化インデックスのサイズを見積もる | 非クラスター化インデックスにデータを格納するために必要な領域の量を見積もるために必要な手順と計算を定義します。 |