Locks イベント カテゴリのイベント クラスを使用して、Microsoft SQL Server データベース エンジンのインスタンスのロック アクティビティを監視します。 これらのイベント クラスは、複数のユーザーが同時にデータを読み取って変更することによって発生するロックの問題を調査するのに役立ちます。
多くの場合、データベース エンジンは多くのロックを処理するため、トレース中に Locks イベント クラスをキャプチャすると、大きなオーバーヘッドが発生し、トレース ファイルまたはテーブルが大きくなる可能性があります。
このセクションにて
| トピック | 説明 |
|---|---|
| Deadlock Graph イベント クラス | デッドロックについての XML の説明が提供されます。 |
| Lock:取得イベント クラス | テーブル内の行など、リソースに対してロックが取得されたことを示します。 |
| Lock:Cancel イベント クラス | ロックが取得される前に取り消されたロックの要求を追跡します (デッドロックを防ぐためなど)。 |
| ロック:デッドロック チェーン イベント クラス | デッドロック状態が発生した際に、その条件と関与するオブジェクトを監視します。 |
| Lock:Deadlock イベント クラス | トランザクションが別のトランザクションによって既にロックされているリソースに対してロックを要求し、デッドロックが発生したことを追跡します。 |
| Lock:Escalation イベント クラス | 粒度の細かいロックが、より粗いロックに変換されたことを示します。 |
| ロック:リリース済みイベント クラス | ロックが解除されたときに追跡します。 |
| Lock:Timeout (timeout > 0) イベント クラス | 別のトランザクションが要求されたリソースに対してブロック ロックを持っているため、ロック要求を完了できないタイミングを追跡します。 このイベントは、ロック タイムアウト値が 0 より大きい場合にのみ発生します。 |
| Lock:Timeout イベント クラス | 別のトランザクションが要求されたリソースに対してブロック ロックを持っているため、ロック要求を完了できないタイミングを追跡します。 |