このトピックでは、SQL Server Management Studio を使用して実際のグラフィカル実行プランを生成する方法について説明します。 実際の実行プランが生成されると、Transact-SQL クエリまたはバッチが実行されます。 生成される実行プランには、SQL Server データベース エンジンがクエリの実行に使用する実際のクエリ実行プランが表示されます。
この機能を使用するユーザーには、グラフィカルな実行プランの生成に対応した Transact-SQL クエリの実行に必要な権限があり、このクエリが参照するすべてのデータベースに対する SHOWPLAN 権限が付与されている必要があります。
実行中にクエリの実行プランを含めるには
SQL Server Management Studio ツール バーの [ データベース エンジン クエリ] をクリックします。 既存のクエリを開き、[ ファイルを開く ] ツール バー ボタンをクリックして既存のクエリを見つけることで、推定実行プランを表示することもできます。
表示する実際の実行プランに対するクエリを入力します。
[ クエリ ] メニューの [ 実際の実行プランを含める ] をクリックするか、[ 実際の実行プランを含める ] ツール バー ボタンをクリックします。
[実行] ツール バー ボタンをクリックしてクエリを 実行 します。 クエリ オプティマイザーで使用されるプランが、結果ペインの [実行プラン] タブに表示されます。 論理演算子と物理演算子の上にマウス ポインターを置いて、表示されるツールヒントの演算子の説明とプロパティを表示します。
または、[プロパティ] ウィンドウで演算子のプロパティを表示することもできます。 [プロパティ] が表示されない場合は、演算子を右クリックし、[ プロパティ] を選択します。 特定の操作のプロパティを表示するには、その操作をクリックします。
実行プランを右クリックし、 [拡大]、 [縮小]、 [ズームの指定]、 [ウィンドウのサイズに合わせて大きさを変更]のいずれかをクリックして、実行プランの表示を変更できます。 [拡大] と [縮小] では、実行プランを拡大したり縮小したりできます。 [ズームの指定] では、80% で表示するなど、独自の縮尺を指定できます。 ズームしてフィット は、実行プランを結果ペインに収まるように拡大します。