レポート ビルダーは、Microsoft Office 環境で作業することを好むビジネス ユーザー向けのレポート作成環境です。 レポートをデザインする際には、データの取得場所、取得するデータ、およびデータの表示方法を指定します。 レポートを実行すると、レポート プロセッサは、指定したすべての情報を取得し、データを取得し、レポート レイアウトと組み合わせてレポートを生成します。 レポート ビルダーでレポートをプレビューしたり、他のユーザーがレポートを実行できる SharePoint 統合モードでレポート サーバーまたはレポート サーバーにレポートを発行したりできます。
この図のレポートには、行と列のグループ、スパークライン、インジケーター、およびコーナー セルの概要円グラフを含むマトリックスと、色と円のサイズで表される 2 セットの地理データを含むマップが含まれています。
Jump-Start レポートの作成
チームの他のユーザーによって作成されたレポート パーツを使用してレポートを開始します。 レポート パーツは、レポート サーバーまたはレポート サーバーと統合された SharePoint サイトに個別にパブリッシュされたレポート アイテムです。 他のレポートで再利用できます。 テーブル、マトリックス、グラフ、画像などのレポート アイテムを、レポート パーツとしてパブリッシュできます。
チームの他のユーザーによって作成された共有データセットから始めます。 共有データセットは、レポート サーバーまたはレポート サーバーと統合されている SharePoint サイトに保存される共有データ ソースに基づくクエリです。
[テーブル]、[マトリックス]、または [グラフ] ウィザードから開始します。 データ ソース接続を選択し、フィールドをドラッグ アンド ドロップしてデータセット クエリを作成し、レイアウトとスタイルを選択し、レポートをカスタマイズします。
マップ ウィザードから始めて 、地理または幾何学的背景に対して集計データを表示するレポートを作成します。 マップ データには、Transact-SQL クエリまたは Environmental Systems Research Institute, Inc.(ESRI) シェープファイルの空間データを使用できます。 Microsoft Bing マップ タイルの背景を追加することもできます。
レポートのデザイン
テーブル、マトリックス、グラフ、自由形式のレポート レイアウトを使用してレポートを作成します。 列ベースのデータ用のテーブル レポート、集計データ用のマトリックス レポート (クロスタブ レポートやピボットテーブル レポートなど)、グラフィカル データ用のグラフ レポート、その他の任意の場合は自由形式のレポートを作成します。 レポートは、動的な Web ベースのアプリケーションのリスト、グラフィックス、およびコントロールと共に、他のレポートやグラフを埋め込むことができます。
さまざまなデータ ソースからのレポート。 Microsoft .NET Framework で管理されるデータ プロバイダー、OLE DB プロバイダー、または ODBC データ ソースを持つ任意のデータ ソースの種類のデータを使用してレポートを作成します。 SQL Server と Analysis Services、Oracle、Hyperion、その他のデータベースのリレーショナル データと多次元データを使用するレポートを作成できます。 XML データ処理拡張機能を使用すると、任意の XML データ ソースからデータを取得できます。 テーブル値関数を使用すると、カスタム データ ソースをデザインできます。
既存のレポートを変更します。 レポート ビルダーを使用すると、SQL Server Data Tools (SSDT) レポート デザイナーで作成されたレポートをカスタマイズおよび更新できます。
データの フィルター処理、グループ化、並べ替え、または数式または式の追加によって、データを変更します。
グラフ、ゲージ、スパークライン、インジケーターを追加して、 データを視覚的な形式で集計し、大量の集計情報を一目で表示します。
ドキュメント マップ、表示/非表示ボタン、サブレポートやドリルスルー レポートへのドリルスルー リンクなどの対話型機能を追加します。 パラメーターとフィルターを使用し、データをフィルター処理してビューをカスタマイズします。
画像やその他のリソース (外部コンテンツを含む) を埋め込むか参照します。
レポートの管理
レポートの定義を コンピューターまたはレポート サーバーに保存します。ここで、レポートを管理して他のユーザーと共有できます。
レポートを開くとき、またはレポートを開いた後で、プレゼンテーション形式を選択します。 Web 指向、ページ指向、デスクトップ アプリケーションの形式を選択できます。 形式には、HTML、MHTML、PDF、XML、CSV、TIFF、Word、および Excel があります。
サブスクリプションの設定。 SharePoint 統合モードでレポート サーバーまたはレポート サーバーにレポートを発行した後、特定の時刻に実行されるようにレポートを構成し、レポート履歴を作成し、電子メール サブスクリプションを設定できます。
Reporting Services Atom 表示拡張機能を使用して、レポートからデータ フィードを生成します。
注
パブリッシュされたレポートは、レポート サーバー上または SharePoint 統合モードのレポート サーバー上で、レポート サーバー管理者が管理します。 レポート サーバー管理者は、セキュリティの定義、プロパティの設定、レポート履歴や電子メール レポート配信などの操作のスケジュールを設定できます。 共有スケジュールおよび共有データ ソースを作成し、それらを一般的な用途で使用できます。 管理者はさらに、レポート サーバーのすべてのフォルダーの管理も行います。 実行できる管理タスクは、ユーザー権限により異なります。
このセクションにて
SQL Server 2014 のレポート ビルダーの新機能
マップを含む、このバージョンのレポート ビルダーの新機能について説明します。
チュートリアル: オフラインでのクイック グラフ レポートの作成
レポート ビルダーと、レポートの作成に役立つウィザードについて説明します。 このチュートリアルでは、作業を始めるためにデータ ソースに接続する必要がないように、一連のデータを提供します。
レポートの計画 (レポート ビルダー)
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レポート ビルダーのドキュメント全体で使用される主要な概念を定義します。
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共有データセット デザイン ビューのさまざまなペインと領域について説明します。
キーボード ショートカット (レポート ビルダー)
レポート ビルダーでのレポートの移動とデザインに使用できるショートカット キーの概要を示します。
レポート ビルダーの起動 (レポート ビルダー)
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