式は、レポート アイテムのプロパティ、フィルター、グループ、並べ替え順序、接続文字列、およびパラメーター値を定義するために、レポート全体で使用されます。 式は等号 (=) で始まり、Microsoft Visual Basic で記述されます。 これらは実行時にレポート プロセッサによって評価され、評価結果とレポート レイアウト要素が組み合わせられます。
式には単純式と複合式があります。 単純式は、組み込みコレクション内の 1 つの項目を参照します。 複合式には、定数、演算子、グローバル コレクションのアイテム、および関数呼び出しを含めることができます。 詳細については、「式 (レポート ビルダーおよび SSRS)」を参照してください。
注
レポート定義 (.rdl) は、レポート ビルダーと SQL Server Data Tools のレポート デザイナーで作成および変更できます。 作成環境ごとに、レポートと関連アイテムを作成、開く、保存するさまざまな方法が用意されています。 詳細については、Web 上の microsoft.com にある レポート デザイナーおよびレポート ビルダー (SSRS) でのレポートのデザイン を参照してください。
テキスト ボックスに式を追加するには
デザイン ビューで、式を追加するデザイン サーフェイスのテキスト ボックスをクリックします。
単純な式の場合は、テキスト ボックスに式の表示テキストを入力します。 たとえば、データセット フィールド Sales に「
[Sales]」と入力します。複合式の場合、テキスト ボックスを右クリックし、 [式] をクリックします。 [ 式 ] ダイアログ ボックスが開きます。 式ペインの '=' の後に式を入力するか対話形式で作成し、[OK] をクリックします。
式がデザイン画面に
<<Expr>>として表示されます。
こちらもご覧ください
テキストとプレースホルダーの書式設定 (レポート ビルダーおよび SSRS)
テキスト ボックス (レポート ビルダーおよび SSRS)
レポートでの式の使用 (レポート ビルダーおよび SSRS)
フィルター式の例 (レポート ビルダーおよび SSRS)
グループ式の例 (レポート ビルダーおよび SSRS)
[式] ダイアログ ボックス (レポート ビルダー)
式の例 (レポート ビルダーおよび SSRS)
レポートにコードを追加する (SSRS)