スケール区切りとは、グラフのプロット領域全体に描画されるストライプで、数値軸 (通常は垂直軸または y 軸) の高い値と低い値の間の連続性の中断を示します。 スケール区切りを使用して、同じグラフ領域に 2 つの異なる範囲を表示します。
注
グラフにスケール区切りを配置する場所を指定することはできません。 グラフでは、データセット内の値に基づく独自の計算を使用して、実行時に数値軸 (y 軸) にスケール区切りを描画するのに十分なデータ範囲間の分離があるかどうかを判断します。
スケール区切り付きのグラフについては、サンプル レポートに例が含まれています。 このサンプル レポートのダウンロードの詳細については、「SQL Server 2014レポート ビルダーおよびレポート デザイナーのサンプル レポート」を参照してください。
注
レポート定義 (.rdl) は、レポート ビルダーと SQL Server Data Tools のレポート デザイナーで作成および変更できます。 作成環境ごとに、レポートと関連アイテムを作成、開く、保存するさまざまな方法が用意されています。 詳細については、Web 上の microsoft.com にある レポート デザイナーおよびレポート ビルダー (SSRS) でのレポートのデザイン を参照してください。
グラフでスケール区切りを有効にするには
縦軸を右クリックし、[軸の プロパティ] をクリックします。 [ VerticalAxis プロパティ ] ダイアログ ボックスが開きます。
[ スケール区切りを有効にする ] チェック ボックスをオンにします。
スケール区切りのスタイルを変更するには
プロパティ ペインを開きます。
デザイン画面で、グラフの Y 軸を右クリックします。 y 軸オブジェクトのプロパティ (既定ではグラフ軸という名前) が [プロパティ] ペインに表示されます。
[ スケール ] セクションで、[ScaleBreakStyle] プロパティを展開します。
BreakLineType や Spacing などの ScaleBreakStyle プロパティの値を変更します。 スケール区切りプロパティの詳細については、「 グラフに複数のデータ範囲を含む系列を表示する (レポート ビルダーおよび SSRS)」を参照してください。
こちらもご覧ください
グラフ (レポート ビルダーおよび SSRS)
グラフの書式設定 (レポート ビルダーおよび SSRS)
[軸のオプション] ([軸のプロパティ] ダイアログ ボックス) (レポート ビルダーおよび SSRS)