軸間隔は、軸上のラベルの数と付随する目盛りを定義します。 値軸では、軸の間隔により、グラフ上のデータ ポイントに一貫性のある基準が提供されます。 ただしカテゴリ軸では、この機能により、軸ラベルなしでカテゴリが表示されることがあります。 軸の Interval プロパティで、必要な間隔の数を指定できます。 Reporting Services は、結果セット内のデータに基づいて、実行時の間隔の数を計算します。 軸の間隔の計算方法の詳細については、「 グラフの軸ラベルの書式設定 (レポート ビルダーおよび SSRS)」を参照してください。
このトピックは、カテゴリ軸の日付または時刻の値には適用されません。 既定では、 DateTime 値は日として表示されます。 月や時間間隔など、別の日付または時間間隔を指定するには、軸ラベルを書式設定し、String型ではなくDateTime型のインスタンスを表示するように軸を設定する必要があります。 さらに、Interval プロパティを設定する必要があります。 詳細については、「 軸ラベルを日付または通貨として書式設定する (レポート ビルダーおよび SSRS)」を参照してください。
このトピックは、軸を持たない円グラフ、ドーナツ グラフ、じょうごグラフ、ピラミッド グラフには適用されません。
注
カテゴリ軸は、通常、横軸 (X 軸) です。 ただし、横棒グラフの場合は、縦軸 (Y 軸) です。
異なる軸の間隔を指定するグラフの例は、サンプル レポートとして使用できます。 このサンプル レポートのダウンロードの詳細については、「SQL Server 2014レポート ビルダーおよびレポート デザイナーのサンプル レポート」を参照してください。
注
レポート定義 (.rdl) は、レポート ビルダーと SQL Server Data Tools のレポート デザイナーで作成および変更できます。 作成環境ごとに、レポートと関連アイテムを作成、開く、保存するさまざまな方法が用意されています。 詳細については、Web 上の microsoft.com にある レポート デザイナーおよびレポート ビルダー (SSRS) でのレポートのデザイン を参照してください。
x 軸にすべてのカテゴリ ラベルを表示するには
カテゴリ軸を右クリックし、[ 軸のプロパティ] をクリックします。 [ 軸のプロパティ ] ダイアログ ボックスが開きます。
[ 軸オプション] で、
Intervalを 1 に設定 します。 すべてのカテゴリ グループ ラベルが表示されます。 他のすべてのカテゴリ グループ ラベルを x 軸に表示する場合は、「 2」と入力します。OK をクリックします。
注
軸間隔を設定すると、すべての自動ラベル付けが無効になります。 軸の間隔に値を指定すると、カテゴリ軸上のカテゴリの数によっては、予期しないラベル付け動作が発生する可能性があります。
軸の可変間隔の計算を有効にするには
変更するグラフ軸を右クリックし、 [軸のプロパティ] をクリックします。 [ 軸のプロパティ ] ダイアログ ボックスが開きます。
[ 軸オプション] で、
Intervalを [自動] に設定します。グラフには、軸に沿って収めることができるカテゴリ ラベルの最適な数が表示されます。OK をクリックします。
こちらもご覧ください
グラフの書式設定 (レポート ビルダーおよび SSRS)
グラフでのデータ ポイントの書式設定 (レポート ビルダーおよび SSRS)
データ領域内のデータの並べ替え (レポート ビルダーおよび SSRS)
[軸のオプション] ([軸のプロパティ] ダイアログ ボックス) (レポート ビルダーおよび SSRS)
対数スケールの指定 (レポート ビルダーおよび SSRS)
セカンダリ軸へのデータのプロット (レポート ビルダーおよび SSRS)