このアセンブリには、同期中に発生するさまざまな状況 (データ変更、競合、エラーなど) に対応するためにアプリケーションで使用できるビジネス ロジックが含まれています。独自のビジネス ロジック ハンドラを作成するには、BusinessLogicModule クラスのメソッドの中からアプリケーションで必要な特定のものを実装する必要があります。ビジネス ロジック ハンドラの詳細については、「マージ同期中のビジネス ロジックの実行」を参照してください。
Microsoft.SqlServer.Replication.BusinessLogicSupport 名前空間は、SQL Server 2005 インフラストラクチャをサポートするさまざまなパブリック クラスやデリゲートを実装します。これらは、コードから直接使用することを目的としたものではありません。このため、これらのクラスやデリゲートのトピックは、このリファレンス ドキュメントには含まれていません。独自のビジネス ロジック ハンドラを作成する際には、BusinessLogicModule クラスと列挙した型のみを使用します。
クラス
デリゲート
| デリゲート | 説明 |
|---|---|
| BusinessLogicRowUpdatedEventHandler | |
| BusinessLogicRowUpdatingEventHandler |
列挙型
| 列挙体 | 説明 |
|---|---|
| ActionOnDataChange | 競合が発生しないデータ変更を処理する場合に実行できるすべてのアクションを列挙します。 |
| ActionOnDataDelete | 競合が発生しない DELETE ステートメントをレプリケートする場合に実行できるすべてのアクションを列挙します。 |
| ActionOnDataError | データ エラーを処理する場合に実行できるすべてのアクションを列挙します。 |
| ActionOnUpdateConflict | 競合する UPDATE ステートメントを処理する場合に実行できるすべてのアクションを列挙します。 |
| ActionOnUpdateDeleteConflict | DELETE ステートメントと競合する UPDATE ステートメントを処理する場合に実行できるすべてのアクションを列挙します。 |
| ChangeStates | 同期中にカスタム ビジネス ロジックで処理できるすべてのデータ変更状態を列挙します。 |
| ConflictLogType | 競合ハンドラで使用可能な、サポートされている競合ログ オプションを列挙します。 |
| ErrorLogType | 使用可能なサポートされているエラー ログ オプションを列挙します。 |
| SourceIdentifier | データ変更のすべてのソースを列挙します。 |