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OLE DB SQL Server Compact Edition アプリケーションの構築

Microsoft Visual Studio 2005 のリリース以前は、モバイル デバイス用のネイティブ アプリケーションを作成するために eMbedded Visual Tools を使用する必要がありました。現在は、Visual Studio IDE 内の Microsoft Visual C++ でネイティブなスマート デバイス アプリケーションを作成できます。このトピックでは、OLE DB Visual C++ スマート デバイス アプリケーションの構築を開始するために必要な情報について説明します。

スマート デバイス プロジェクトの作成

新しいスマート デバイス アプリケーションを作成するには、最初に VisualStudio2005 でプロジェクトを作成します。

新しいスマート デバイス プロジェクトを作成するには

  1. Visual Studio 2005 の [ファイル] メニューで、[新規作成] をポイントし、[プロジェクト] をクリックします。

  2. [新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスの [プロジェクトの種類] の一覧から、[Visual C++] プログラミング言語を展開し、[スマート デバイス] をクリックします。

  3. [テンプレート] の一覧から、作成するプロジェクトの種類を選択します。たとえば、ATL プロジェクトを作成する場合は [ATL スマート デバイス プロジェクト] をオンにします。

  4. プロジェクトの名前と場所を指定し、[OK] をクリックします。

    Visual Studio により、新しいプロジェクトが作成されます。

SQL Server Compact Edition OLE DB プロバイダのインクルード

OLE DB 対応アプリケーション構築の次の手順は、適切なヘッダー ファイルをインクルードすることです。アプリケーションのメイン エントリ ポイントに、SQL Server 2005 Compact Edition (SQL Server Compact Edition) OLE DB プロバイダおよび SQL Server Compact Edition エラー ファイルの include ステートメントを追加します。

#include <ssceoledb30.h>
#include <ssceerr30.h>

OLE DB プロバイダのインスタンスの作成

アプリケーションで OLE DB を使用する最後の手順は、プロバイダのインスタンスを作成することです。次のコードは、その方法を示しています。

hr = CoCreateInstance(CLSID_SQLSERVERCE_3_0, 0, CLSCTX_INPROC_SERVER, IID_IDBProperties, (void**) &pIDBProperties);

参照

関連項目

OLE DB のプログラミング (SQL Server Compact Edition)

ヘルプおよび情報

SQL Server Compact Edition のサポートについて