キューブ ディメンションは、キューブ内のデータベース ディメンションのインスタンスです。1 つのデータベース ディメンションは複数のキューブで使用でき、複数のキューブ ディメンションが 1 つのデータベース ディメンションに基づくことができます。次の表では、キューブ ディメンションのプロパティについて説明します。
プロパティ
説明
AllMemberAggregationUsage
Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) の集計デザイナによって集計をデザインする方法を制御します。このプロパティは、以下の値をとります。
値
説明
Fullキューブの各集計に、All メンバが含まれている必要があります。
Noneキューブの各集計に、All メンバを含めることはできません。これは既定値です。
Unrestricted集計デザイナに対して制約を課しません。
DefaultUnrestricted と同じ機能です。
Description
わかりやすいレベル名を指定します。
DimensionID
データベース ディメンションの一意識別子 (ID) が格納されます。
HierarchyUniqueNameStyle
キューブ ディメンションに含まれる階層に使用する一意の名前の生成方法を指定します。このプロパティは、以下の値をとります。
値
説明
IncludeDimensionNameディメンションの名前が、階層の名前の一部として含まれます。これは既定値です。
ExcludeDimensionNameディメンションの名前が、階層の名前の一部として含まれません。
ID
キューブ ディメンションの一意識別子が格納されます。
MemberUniqueNameStyle
キューブ ディメンションに含まれる階層のメンバに使用する一意の名前の生成方法を指定します。このプロパティは、以下の値をとります。
値
説明
NativeAnalysis Services が、メンバの一意の名前を自動的に決定します。これは既定値です。
NamePathAnalysis Services が、メンバの各レベル名およびキャプションで構成される複合名を生成します。
Name
キューブ ディメンションの表示名が格納されます。既定では、キューブ ディメンションの名前は、同じ名前の別のキューブ ディメンションがまだ定義されていない場合、データベース ディメンションの名前と同じです。
Visible
キューブ ディメンションを表示するかどうかを指定します。既定値は True です。