このページを使用すると、配信拡張機能オプションを指定できます。このページに表示されるオプションは、選択した配信拡張機能から派生したものです。使用する配信拡張機能により表示されるオプションが変わると、オプションの指定方法も大幅に変わります。拡張機能に設定項目がない場合、このページにはオプションが表示されません。このページでは、次の種類のオプションが表示されます。
- [パラメータ] は、使用している配信拡張機能のサブスクリプション変数を指定します。
- [ソースの設定] は、値が静的テキストとクエリ結果フィールドのどちらであるかを指定します。場合によっては、既定値を指定できます。既定値は、使用している配信拡張機能の RSReportServer 構成ファイル設定で定義します。
- [値の設定] は、値を指定します。静的テキストを使用している場合は、値を入力する必要があります。クエリ結果フィールドを使用している場合は、フィールドをサブスクリプション パラメータにマップする必要があります。
[レポート サーバーの電子メール] のオプション
[宛先]、[CC]、[BCC]、[返信先]
電子メール アドレスを指定します。通常は、電子メール アドレス フィールドをクエリ結果セットのフィールドにマップする必要があります。静的な電子メール アドレスを指定した場合、結果セットの各行に対して 1 部ずつレポートが受信者に送信されます。
- [レポートを含める]
メッセージにレポートを含めるかどうかを指定します。このチェック ボックスをオフにすると、通知だけが送信されます。
- [表示形式]
添付レポートまたは埋め込みレポートのための表示拡張機能を指定します。既定では、レポート内に画像を埋め込むことができる一方で最小のファイル サイズを実現する Web アーカイブが使用されます。
- [優先度]
電子メールの優先度を指定します。
- [件名]
レポートの名前を識別する変数およびテキストと、そのレポートが電子メールの件名にリンクされた状態で送信された日時を指定します。他の変数は指定できません。サポートされる変数は @ReportName および @ReportExecution だけです。
- [コメント]
電子メール メッセージの本文に表示されるテキストを指定します。
[リンクを含める]
レポート サーバー上のレポートへのハイパーリンクを含めるかどうかを指定します。ハイパーリンクは、電子メール メッセージの本文に含まれます。[レポートを含める] をオンにし、[リンクを含める] をオフにした場合、レポートは埋め込みレポートとして送信されます。レポートのサイズがメール サーバーで設定されている最大値を超える場合、レポートはリンクとして送信されます。
[レポート サーバーのファイル共有] のオプション
- [ファイル名]
ファイルの名前を指定します。既定では、レポート名が使用されます。
- [ファイル拡張子]
ファイル名の後に付ける 3 文字の拡張子を指定します。ファイル名の拡張子は、選択した表示拡張機能に関連付けられているアプリケーションに対応します。
- [パス]
ファイルの UNC (汎用名前付け規則) パス名を指定します。フォルダが既に存在していてパブリックである必要があります (ネットワーク接続経由でレポート サーバーがフォルダを検出できる必要があります)。
- [表示形式]
レポートに使用する表示拡張機能を指定します。対話機能を備えたレポートの場合は、HTML 3.2 および 4.0 を使用しないでください。結果のファイルが静的になり、これらの形式でサポートされる対話機能が失われてしまいます。
- [ユーザー名]
ファイル共有でファイルを作成するために必要な権限を持つアカウントを指定します。Windows ドメイン アカウントは、<domain>\<account> の形式で指定します。
- [パスワード]
パスワードを指定します。
- [書き込みモード]
サブスクリプションを実行するごとに既存のファイルを上書きするか、ファイル名の末尾に数字を付加してそれぞれのレポートを保存するかを指定します。[なし] を選択した場合、既存のレポートは上書きされません。レポートはファイル共有に保存されません。
[NULL 配信プロバイダ] のオプション
レポートは常にレポート サーバー データベースに配信されるので、NULL 配信プロバイダには配信オプションは用意されていません。NULL 配信プロバイダは、パラメータ化されたレポートのインスタンスを生成して、ユーザーがアクセスしたときに迅速に読み込みが行われるようにするために使用します。サブスクリプション データ ソースは、レポートで使用されるのと同じデータ ソースである必要があります。クエリ結果フィールドは、レポートで既に定義されているパラメータにマップする必要があります。たとえば、レポートで Region パラメータを使用する場合は、地域コードを含むクエリ結果フィールドに Region パラメータをマップします。
ウィザードの次のページの詳細については、「[パラメータ値] ページ (データ ドリブン サブスクリプション ウィザード)」を参照してください。
参照
その他の技術情報
データ ドリブン サブスクリプション
Reporting Services でのレポートのキャッシュ
データ ドリブン サブスクリプション
Reporting Services の電子メール配信
Reporting Services でのファイル共有の配信
Reporting Services の F1 ヘルプ