次の方法で共有


[配信データ ソース] (データ ドリブン ウィザード)

このページを使用すると、サブスクリプション データを含むデータ ソースを指定できます。ウィザードの後のページで、このデータ ソースからデータを取得するクエリを構築します。次の例を使用して、必要となるデータの種類について説明します。

  • サブスクライバの電子メール アドレス (レポート サーバーからの電子メール配信を使用している場合)。
  • レポート パラメータにマップできるデータ フィールド。パラメータ化されたレポート用のキャッシュを事前に読み込む場合、サブスクライバのデータ ソースのほとんどは、レポートにデータを提供するデータ ソースと同じになります。
  • 表示形式に関するサブスクライバの基本設定を指定する値。
  • 電子メールやファイル共有の配信オプションに関するサブスクリプションの基本設定を指定する値。

オプション

  • [共有データ ソース]
    サブスクリプション データ ソース用の接続情報を含む、定義済みの共有データ ソースを選択します。
  • [カスタム データ ソース]
    データ ソースの種類、接続文字列、および実行時にサブスクリプション データ ソースへの接続に使用する資格情報の取得方法を指定します。
  • [データ ソースの種類]
    データ ソースの種類には、レポート サーバーで使用できる任意のデータ処理拡張機能を指定できます。
  • [接続文字列]
    カスタム データ ソースを定義する場合に、データ ソースへの接続文字列を指定します。

    接続文字列の構文はデータ ソースの種類によって異なります。接続文字列に資格情報を指定することはお勧めしません。ユーザーは、このサブスクリプション情報を表示することで、資格情報の値をプレーン テキストで表示できるためです。接続文字列の詳細については、「データ ソースへの接続」を参照してください。

  • [既定値]
    既定の接続文字列を使用するには、[既定値] をクリックします。既定の接続文字列は、レポートにデータを提供するデータ ソースへの接続です。既定の接続文字列は、サブスクリプション データとレポート データが同じデータベースにある場合に使用できます。

    このサブスクリプションで NULL 配信プロバイダを使用している場合は、既定の接続文字列を使用する必要があります。

    [既定値] をクリックした後は、ボタンのラベルが [優先] に変わります。[優先] をクリックすると、接続文字列テキスト ボックスに特定の文字列を入力できるようになります。

  • [レポートの実行者により指定された資格情報]
    このオプションは選択しないでください。このオプションは、データ ドリブン サブスクリプションに対しては無効です。
  • [レポート サーバーに保存され、セキュリティで保護された資格情報]
    データ ドリブン サブスクリプションを定義する際に、格納された資格情報を選択します。このページでは他のオプションも有効になっていますが、サブスクリプションを処理する際、サブスクリプション データ ソースには格納された資格情報のみを使用してアクセスするか、資格情報を使用せずにアクセスします。

    ドメイン アカウントは、<domain>\<user> という形式で指定する必要があります。

    Windows 資格情報を使用している場合、[データ ソースへの接続時に Windows 資格情報として使用する] チェック ボックスをオンにします。

    SQL Server ログインなどのデータベース資格情報も使用できます。ユーザー名とパスワードを指定して、[データ ソースへの接続時に Windows 資格情報として使用する] チェック ボックスをオフにします。格納された資格情報は、レポート サーバーのデータベース内で暗号化されます。レポート サーバーに資格情報を格納しておくことで、レポートを自動実行する際に資格情報を取得できます。詳細については、「資格情報と接続情報の指定」を参照してください。

  • [Windows 統合セキュリティ]
    このオプションは選択しないでください。このオプションは、データ ドリブン サブスクリプションに対しては無効です。
  • [資格情報は必要ありません]
    このオプションは、データ ソースに資格情報が必要ない場合、または接続文字列に資格情報を指定する場合に選択します。このオプションを使用するには、自動実行用アカウントを構成する必要があります。詳細については、「自動実行されるレポート処理用のアカウントの構成」を参照してください。

ウィザードの次のページの詳細については、「[配信クエリ] ページ (データ ドリブン サブスクリプション ウィザード)」を参照してください。

参照

その他の技術情報

共有データ ソースとレポート固有のデータ ソース
Reporting Services でサポートされるデータ ソース
暗号化されたレポート サーバー データの格納

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手