サーバーに接続する際には、SQL Server 構成マネージャだけでなく SQL Server Management Studio のコンポーネントである登録済みサーバーおよびオブジェクト エクスプローラの両方で、SQL Server (MSSQLSERVER) サービスおよび SQL Server エージェント (MSSQLSERVER) サービスの状態を取得するために、WMI (Windows Management Instrumentation) が使用されます。サービスの状態を表示するには、WMI オブジェクトに対するリモート アクセスの権限が必要です。このアクセス許可を構成するには、サーバーに WMI をインストールする必要があります。
WMI のアクセス許可を構成するには
リモート サーバーの [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
[名前] ボックスに**「wmimgmt.msc」と入力し、[OK]** をクリックします。
[Windows Management Infrastructure (WMI)] の [WMI コントロール (ローカル)] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[WMI コントロール (ローカル) のプロパティ] ダイアログ ボックスの [セキュリティ] タブで、[Root] を展開し、[CIMV2] をクリックします。
[セキュリティ] をクリックして [セキュリティ ROOT\CIMV2] ダイアログ ボックスを開きます。
[グループ名またはユーザー名] ボックスにグループまたはユーザーを追加して選択します。
[<group or user> のアクセス許可] ボックスで、サービスの状態をリモートから確認できるようにするユーザーの [リモートの有効化] の [許可] 列にあるチェック ボックスをオンにします。
参照
処理手順
SQL Server のインスタンスを開始する方法 (SQL Server 構成マネージャ)