[ログイン転送タスク エディタ] ダイアログ ボックスの [ログイン] ページを使用すると、SQL Server のインスタンスから別のインスタンスへと SQL Server ログインをコピーする際のプロパティを指定できます。このタスクの詳細については、「ログイン転送タスク」を参照してください。
重要 : |
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| ログイン転送タスクを実行すると、転送先のサーバー上でランダムなパスワードを使用してログインが作成され、パスワードが無効になります。このログインを使用するには、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバでパスワードを変更し、そのパスワードを有効にする必要があります。sa ログインは転送できません。 |
オプション
- [SourceConnection]
SMO 接続マネージャを一覧から選択するか、[<新しい接続>] をクリックしてコピー元のサーバーへの新しい接続を作成します。
- [DestinationConnection]
SMO 接続マネージャを一覧から選択するか、[<新しい接続>] をクリックしてコピー先のサーバーへの新しい接続を作成します。
[LoginsToTransfer]
転送元サーバーから転送先サーバーにコピーされる SQL Server ログインを選択します。このプロパティには、次の表に示すようなオプションがあります。値 説明 [AllLogins]
転送元サーバーのすべての SQL Server ログインが転送先サーバーにコピーされます。
[SelectedLogins]
[LoginsList] に指定されているログインのみが転送先サーバーにコピーされます。
[AllLoginsFromSelectedDatabases]
[DatabasesList] で指定されているデータベース内のすべてのログインが転送先サーバーにコピーされます。
- [LoginsList]
転送先サーバーにコピーする、転送元サーバーのログインを選択します。このオプションは、[LoginsToTransfer] を [SelectedLogins] に設定した場合のみ使用できます。
- [DatabasesList]
転送先サーバーにコピーするログインが含まれる、転送元サーバー上のデータベースを選択します。このオプションは、[LoginsToTransfer] を [AllLoginsFromSelectedDatabases] に設定した場合のみ使用できます。
[IfObjectExists]
転送先サーバーに同じ名前のログインが既に存在していた場合の処理方法を選択します。このプロパティには、次の表に示すようなオプションがあります。
値 説明 [FailTask]
転送先サーバーに同じ名前のログインが既に存在していた場合、タスクが失敗します。
[Overwrite]
転送先サーバーにある同じ名前のログインは上書きされます。
[Skip]
転送先サーバーにある同じ名前のログインはスキップされます。
- [CopySids]
ログインに関連付けられたセキュリティ識別子を転送先サーバーにコピーするかどうかを選択します。ログイン転送タスクをデータベース転送タスクと同時に使用する場合、[CopySids] を [True] に設定する必要があります。そのように設定しなかった場合、コピーされたログインは転送されたテータベースで認識されなくなります。
参照
関連項目
タスクのプロパティの UI リファレンス
[ログイン転送タスク エディタ] ([全般] ページ)
[式] ページ
その他の技術情報
Integration Services のエラーおよびメッセージのリファレンス
Integration Services タスク
SMO 接続マネージャ
強力なパスワード
データベースおよびデータベース アプリケーションのセキュリティに関する注意点
重要 :