このトピックでは、SQL Server 2012 でまだ使用できるものの、非推奨となった機能について説明します。 これらの機能は SQL Server の今後のリリースで削除される予定です。 非推奨機能を新しいアプリケーションで使用しないでください。
SQL Server の次のバージョンでサポートされない機能
以下の SQL Server データベース エンジン機能は、SQL Server の次のバージョンではサポートされません。 新規の開発作業ではこれらの機能を使用しないようにし、現在これらの機能を使用しているアプリケーションはできるだけ早く修正してください。 機能名の列は、トレース イベントには ObjectName として表示され、パフォーマンス カウンターおよび sys.dm_os_performance_counters には instance_name として表示されます。 機能 ID は ObjectId としてトレース イベントに表示されます。
カテゴリ |
非推奨機能 |
新しい機能 |
機能名 |
機能 ID |
|---|---|---|---|---|
データ プログラミング |
CREATE ENDPOINT (Transact-SQL) および ALTER ENDPOINT (Transact-SQL) を使用した SOAP/HTTP エンドポイント |
Windows Communications Foundation (WCF) または ASP.NET |
ネイティブ XML Web サービス |
21 |
データ プログラミング |
Windows Communications Foundation (WCF) または ASP.NET |
ネイティブ XML Web サービス |
22 |
|
データ プログラミング |
Windows Communications Foundation (WCF) または ASP.NET |
ネイティブ XML Web サービス |
23 |
スリップストリーム機能
製品の更新プログラム機能は、SQL Server 2008 PCU1 で使用できたスリップストリーム機能に代わるものです。 したがって、スリップストリーム機能に関するコマンド ライン パラメーター /PCUSource および /CUSource は、使用できなくなりました。 これらのパラメーターは引き続き動作しますが、SQL Server セットアップの将来のリリースでは削除される可能性があります。 /UpdateSource パラメーターは、スリップストリームのパラメーター /PCUSource および /CUSource の機能を結合します。 SQL Server 2012 の [製品の更新プログラム] 機能の詳細については、「SQL Server 2012 のインストールでの製品の更新プログラム」を参照してください。
SQL Server 2008 PCU1 で使用できたスリップストリームの機能の詳細については、「SQL Server 更新プログラムのスリップストリーム」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=219945) を参照してください。