このトピックでは、SQL Server 2012 で SQL Server Management Studio を使用して、SQL Server の 1 つのインスタンスから別のインスタンスにユーティリティ コントロール ポイント (UCP) を移動する方法について説明します。
SQL Server Management Studio の使用
SQL Server のインスタンス間での UCP の移動
UCP の新しいホスト インスタンスとなる SQL Server のインスタンスに新しい UCP を作成します。 詳細については、「SQL Server ユーティリティ コントロール ポイントの作成 (SQL Server ユーティリティ)」を参照してください。
SQL Server ユーティリティで、既定以外のポリシー設定が SQL Server のインスタンスに設定されている場合、ポリシーのしきい値を新しい UCP で再設定できるようにメモしておきます。 既定のポリシーは、インスタンスが新しい UCP に追加されるときに適用されます。 既定のポリシーが有効な場合は、SQL Server ユーティリティのリスト ビューの [ポリシーの種類] 列に [グローバル] が表示されます。
古い UCP からすべてのマネージ インスタンスを削除します。 詳細については、「SQL Server ユーティリティからの SQL Server のインスタンスの削除」を参照してください。
古い UCP のユーティリティ管理データ ウェアハウス (UMDW) をバックアップします。 ファイル名は Sysutility_mdw_<GUID>_DATA で、データベースの既定の場所は <System drive>:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.<UCP_Name>\MSSQL\Data\ (通常、<System drive> は C:\ ドライブ) です。 詳細については、「バックアップと復元によるデータベースのコピー」を参照してください。
UMDW のバックアップを新しい UCP に復元します。 詳細については、「バックアップと復元によるデータベースのコピー」を参照してください。
インスタンスを新しい UCP に登録し、SQL Server ユーティリティで管理されるようにします。 詳細については、「SQL Server のインスタンスの登録 (SQL Server ユーティリティ)」を参照してください。
必要に応じて、SQL Server のマネージ インスタンスにカスタムのポリシー定義を実装します。
データの収集と集計の操作が完了するまで約 1 時間待機します。
データを更新するには、ユーティリティ エクスプローラーで [マネージ インスタンス] ノードを右クリックし、[更新] をクリックします。 リスト ビューのデータは、ユーティリティ エクスプローラーのコンテンツ ウィンドウに表示されます。 詳細については、「リソース正常性ポリシーの結果の表示 (SQL Server ユーティリティ)」を参照してください。