XMLTask の OperationType が Diff に設定されているときには、この列挙を使用して、比較の動作および結果として生成される XDL DiffGram に影響を与えるオプションを設定します。 使用する列挙により、比較の対象とする項目が決まります。
この列挙体には、メンバー値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。
名前空間: Microsoft.SqlServer.Dts.Tasks.XMLTask
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.XMLTask (Microsoft.SqlServer.XMLTask.dll)
構文
'宣言
<FlagsAttribute> _
Public Enumeration DTSXMLDiffOptions
'使用
Dim instance As DTSXMLDiffOptions
[FlagsAttribute]
public enum DTSXMLDiffOptions
[FlagsAttribute]
public enum class DTSXMLDiffOptions
[<FlagsAttribute>]
type DTSXMLDiffOptions
public enum DTSXMLDiffOptions
メンバー
| メンバー名 | 説明 | |
|---|---|---|
| IgnoreChildOrder | 各要素の子ノードの順序を無視するように指定します。このオプションを選択すると、値が同じで、兄弟の子ノード間での位置だけが異なる 2 つのノードは、同じノードとして扱われます。 | |
| IgnoreComments | コメント ノードを比較しないように指定します。 | |
| IgnoreDtd | 文書型定義 (DTD) を比較しないように指定します。 | |
| IgnoreNamespaces | 要素の名前空間 Uniform Resource Identifier (URI) と属性名を比較しないように指定します。また、このオプションは、名前のプレフィックスを無視することを意味します。
このオプションを選択すると、ローカル名が同じで、名前空間 URI とプレフィックスが異なる 2 つの名前を、同じ名前として扱います。 |
|
| IgnorePI | 要素の名前空間 URI と属性名を比較しないように指定します。また、このオプションは、名前のプレフィックスを無視することを意味します。
このオプションを選択すると、ローカル名が同じで、名前空間 URI とプレフィックスが異なる 2 つの名前を、同じ名前として扱います。 |
|
| IgnorePrefixes | 要素のプレフィックスと属性名を比較しないように指定します。このオプションを選択すると、ローカル名と名前空間 URI が同じでプレフィックスが異なる 2 つの名前は、同じ名前として扱われます。 | |
| IgnoreWhitespace | 意味のある空白を比較しないこと、および、先頭と末尾の空白文字 (#x9、#x10、#x13、#x20) を破棄し、連続する空白文字を単一のスペース (#x20) 文字に置き換えることですべてのテキスト ノードを正規化することを指定します。 | |
| IgnoreXmlDecl | XML 宣言を比較しないように指定します。 | |
| None | 列挙のいずれのオプションも使用しないように指定します。 |
使用例
次のコード例では、XMLTask が myTask として作成され、OperationType が Diff に設定されているものとします。
myTask.OperationType = DTSXMLOperation.Diff;
myTask.DiffAlgorithm = DTSXMLDiffAlgorithm.Fast;
myTask.DiffOptions = DTSXMLDiffOptions.IgnoreDtd;
// To set multiple options, use OR.
// myTask.DiffOptions = DTSXMLDiffOptions.IgnoreDtd or DTSXMLDiffOptions.IgnoreComments;
myTask.OperationType = DTSXMLOperation.Diff
myTask.DiffAlgorithm = DTSXMLDiffAlgorithm.Fast
myTask.DiffOptions = DTSXMLDiffOptions.IgnoreDtd
' To set multiple options, use OR.
' myTask.DiffOptions = DTSXMLDiffOptions.IgnoreDtd or DTSXMLDiffOptions.IgnoreComments