適用対象:SQL Server
Azure SQL Database
Azure SQL Managed Instance
Microsoft Fabric の SQL データベース
各フルテキスト インデックス作成バッチに関する情報を返します。
| 列名 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
| database_id | int | データベースの ID |
| catalog_id | int | フルテキスト カタログの ID |
| table_id | int | フルテキスト インデックスを含むテーブル ID の ID。 |
| batch_id | int | バッチID |
| memory_address | varbinary(8) | バッチ オブジェクトのメモリ アドレス。 |
| crawl_memory_address | varbinary(8) | クロール オブジェクトのメモリ アドレス (親オブジェクト) |
| memregion_memory_address | varbinary(8) | フィルター デーモン ホストの送信共有メモリのメモリ領域メモリ アドレス (fdhost.exe) |
| hr_batch | int | バッチの最新のエラー コード |
| is_retry_batch | bit | これが再試行バッチであるかどうかを示します。 0 = いいえ 1 = はい |
| retry_hints | int | バッチに必要な再試行の種類。 0 = 再試行なし 1 = マルチスレッドでの再試行 2 = 単一スレッドの再試行 3 = シングルスレッドおよびマルチスレッドでの再試行 5 = マルチスレッドでの最終再試行 6 = シングルスレッドでの最終再試行 7 = シングルスレッドおよびマルチスレッドでの最終再試行 |
| retry_hints_description | nvarchar(120) | 必要な再試行の種類の説明: 再試行なし マルチスレッドリトライ シングル スレッド再試行 シングル スレッドとマルチ スレッドの再試行 マルチスレッド最終再試行 シングル スレッドの最終再試行 シングル スレッドとマルチ スレッドの最終再試行 |
| doc_failed | bigint | バッチ内の失敗したドキュメントの数。 |
| batch_timestamp | timestamp | バッチの作成時に取得されたタイムスタンプ値 |
アクセス許可
SQL Server と SQL Managed Instance では、VIEW SERVER STATE アクセス許可が必要です。
SQL Database の Basic、S0、S1 サービス対象、および Elastic Pool のデータベースの場合、サーバー管理者アカウント、Microsoft Entra 管理者アカウント、または ##MS_ServerStateReader##サーバー ロールのメンバーシップが必要です。 他のすべての SQL Database サービス目標では、データベースに対する VIEW DATABASE STATE アクセス許可または ##MS_ServerStateReader## サーバー ロールのメンバーシップのいずれかが必要です。
SQL Server 2022 以降でのアクセス許可
サーバーに対する VIEW SERVER PERFORMANCE STATE アクセス許可が必要です。
例
次の例では、サーバー インスタンス内の各テーブルに対して現在処理されているバッチの数を確認します。
SELECT database_id, table_id, COUNT(*) AS batch_count FROM sys.dm_fts_outstanding_batches GROUP BY database_id, table_id ;
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