まとめ

完了

このモジュールでは、Power Pages で Stripe を支払いプロバイダーとして設定する方法を学習しました。 さらに、複数ステップの支払いフォームを統合するときに必要なバックエンド テーブルとフォームを設定する方法も学習しました。 さらに、Power Pages と Stripe でフォームをテストし、支払い取引を確認する方法も学習しました。

考慮事項

Power Pages で Stripe を支払いプロバイダーとして設定するときは、次の点を考慮してください。

  • 支払い通貨と金額 - 支払額の最小値と最大値は通貨によって異なる可能性があります。 サポートされている通貨に関する Stripe のドキュメントを確認し、その範囲内で支払いを受け入れるようフォームとテーブルが正しく構成されていることを確認します。

  • Payment Card Industry Data Security Standard (PCI DSS) 準拠 - この機能は Stripe Web Elements 支払い統合アプローチを使用し、カード データは Power Pages または Dataverse に保存されません。 PCI への準拠は共有責任であり、ビジネスにも適用されます。 詳しくは、PCI コンプライアンスの検証に関する Stripe のドキュメントを参照してください。

  • 支払いテーブル - トランザクションを保存するために、ソリューションとともに新しい支払いテーブルがインストールされます。 テーブルは、フォーム ステップを構成するときに選択したテーブルに自動的に関連付けられます。 テーブルを使用して、トランザクションおよびステータスの詳細を表示できます。 このテーブルは、提供された情報のスナップショットにすぎず、これを使用して Microsoft Power Apps または Power Pages でビジネス ユーザー向けの他のエクスペリエンスを作成できます。 詳細および支払い関連の問題のトラブルシューティングについては、Stripe のダッシュボードなど、支払いプロバイダーで確認してください。

  • Webhook - 支払い機能では、完了までに余分な時間がかかる可能性がある支払いのステータスを非同期的に更新するために使用できる、Stripe 上の Webhook も構成されます。