Visual Studio 統合開発環境 (IDE) にコマンドを配置するためのベスト プラクティスは、コマンド セットのサイズによって異なります。 コマンドは、 .vsct ファイル内の情報に従って定義および配置されます。
すべてのコマンド セットのベスト プラクティス
コマンドのセットごとに、次のガイドラインに従います。
コマンド構造のグラフを事前に準備します。 複数の場所で使用されるコマンド、コンボ ボックス、コマンド グループ、ショートカット メニューを特定します。
同じグループに表示されるコマンドは関連している必要があります。
1 つのコマンドのみを含むグループを使用できます。
パッケージでは、既存の Visual Studio メニューに多くのコマンドを追加しないでください。 代わりに、新しいコマンドをホストするメニューまたはサブメニューを作成する必要があります。
既存のメニューにコマンドを配置する場合は、コマンドの目的が明確になり、既存のコマンドと混同されないようにコマンドに名前を付けます。
小さなコマンド セットのベスト プラクティス
いくつかのコマンドのみを含む VSPackage を開発する場合は、次のガイドラインにも従ってください。
可能であれば、コマンド、コンボ ボックス、グループ、または子メニューの Parent 要素を使用して、適切なグループに配置します。
VSPackage によって表示されるメニューにこれらのグループを割り当てます。
子メニューまたはコマンドの親は Group 要素である必要があります。 コマンドと子メニューをグループに割り当て、グループを親メニューに割り当てます。
コマンドを追加グループに配置するには、コマンドの定義の後に CommandPlacements 要素セクションを追加し、
CommandPlacements要素に追加グループごとに CommandPlacement 要素を追加します。
大規模なコマンド セットのベスト プラクティス
VSPackage に複数のコンテキストで表示されるコマンドが多数ある場合は、次のガイドラインにも従ってください。
メニュー、グループ、コマンドをセルフペアレントにします。 つまり、項目の定義に
Parent要素を割り当てないでください。CommandPlacement要素セクションCommandPlacements要素エントリを使用して、親メニューとグループにメニュー、グループ、およびコマンドを配置します。CommandPlacements要素セクションでは、特定のメニューまたはグループを設定するエントリが互いに隣接している必要があります。 これにより、読みやすくなり、Priorityランキングを簡単に判断できます。