KD 接続サーバーを介したカーネル モードのリモート デバッグには、サーバー上で KD 接続サーバー と呼ばれる小さなアプリケーションを実行する必要があります。 その後、カーネル モード デバッガーがクライアントで開始されます。 このデバッガーは実際のすべての処理を実行するため、 スマート クライアントと呼ばれます。
Debugging Tools for Windows パッケージには、KdSrv (kdsrv.exe) という KD 接続サーバーが含まれています。
2 台のコンピューターで同じバージョンの Windows を実行する必要はありません。任意のバージョンの Windows を実行できます。 ただし、クライアントで使用されるデバッガー バイナリと、サーバーで使用される KdSrv バイナリは、Windows 用デバッグ ツール パッケージの同じリリースのバイナリである必要があります。 このメソッドは、ダンプ ファイルのデバッグには使用できません。
このリモート セッションを設定するには、KD 接続サーバーが最初に設定され、次にスマート クライアントがアクティブ化されます。 任意の数のスマート クライアントは、1 つの KD 接続サーバーを介して動作できますが、それぞれが異なるカーネル デバッグ セッションに接続されている必要があります。
このセクションには、次のものが含まれます。