.readmem コマンドは、指定されたファイルから生のバイナリ データを読み取り、ターゲット コンピューターのメモリにデータをコピーします。
.readmem FileName Range
パラメーター
FileName
読み取るファイルの名前を指定します。 完全なパスまたはファイル名のみを指定できます。 ファイル名にスペースが含まれる場合は、FileName を引用符で囲みます。 パスを指定しない場合、デバッガーにより現在のディレクトリが使用されます。
Range
データをメモリに入れるアドレス範囲を指定します。 このパラメーターには、開始と終了のアドレス、または開始アドレスとオブジェクト数を含めることができます。 構文の詳細については アドレスとアドレス範囲の構文」を参照してください。
Environment
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| モード | ユーザー モード、カーネル モード |
| 対象 | ライブ、クラッシュ ダンプ |
| プラットフォーム | すべて |
解説
メモリ データは、文字どおりターゲット コンピューターにコピーされます。 デバッガーは、データを解析する方法ではありません。 たとえば .readmem myfile 1000 10 コマンドは、Myfile ファイルから 10 バイトをコピーし、アドレス 1000 から始まるターゲット コンピューターのメモリに格納します。
.readmem コマンドは .writemem (Write Memory to File) コマンドの反対です。