再解析ポイントは、ファイル システムの属性を拡張するために使用されるファイル システム オブジェクトです。 すべてのファイル システムで再解析ポイントがサポートされているわけではありません。たとえば、NTFS と ReFS ではサポートされますが、FAT ファイル システムではサポートされません。 再解析ポイントは、次の要素で構成されます。
- ユーザー定義データ
- 再解析ポイントを所有するファイル システム フィルター ドライバーを一意に識別する再解析ポイント タグ。 Microsoft は、すべての再解析ポイント タグを割り当てます。 これらのタグは ntifs.h で定義されています。 一部のタグは Microsoft 用に予約されています。 Microsoft 以外のタグを要求できます。 タグが Microsoft またはサード パーティ用に予約されているかどうかを確認するには、 IsReparseTagMicrosoft または IsReparseTagReserved マクロを使用します。
フィルターは、 FltTagFileEx と FltUntagFile を呼び出すことによって、ファイルまたはディレクトリの再解析ポイントを設定または削除できます。
ファイル システムは、再解析ポイントを持つファイルを開くと、再解析タグによって識別されるデータ形式に関連付けられているファイル システム フィルターを検索しようとします。 存在する場合、関連付けられているフィルターは、再解析データの指示にしたがってファイルを処理する必要があります。
再解析ポイントの詳細については、 Windows SDK のドキュメントを参照してください。