WIA コンポーネントを次の図に示します。
WIA サービス (wiaservc.dll) は、 svchost.exeと呼ばれる汎用ホストによってホストされます。 Wiaservc.dll は、1 つ以上のユーザー モードの静止画像ドライバー (図では USD1、USD2、および USD3 というラベル) と通信し、それぞれが特定の種類のカーネル モード ドライバーと通信します。 Windows には、USB、SCSI、シリアル ( usbscan.sys、scsiscan.sys、および serscan.sys) の 3 種類のバス抽象化が用意されています。
クライアント側では、アプリケーションは TWAIN 互換アプリケーション ( TWAIN-Compatible アプリケーションのサポートを参照) または WIA アプリケーションのいずれかになります。 TWAIN アプリケーションはデータ ソース マネージャーを呼び出し、wiadss.dllを呼び出します。これは、sti.dllのインスタンスと通信する翻訳コンポーネントです。 Sti.dll は、WIA サービスと通信するスタブです。 これに対し、WIA アプリケーションは、 sti.dllに直接呼び出しを行います。