WMI をサポートするために、ドライバーは WMI プロバイダーとして登録されます。 WMI プロバイダーは、WMI 要求を処理し、WMI インストルメンテーション データを提供する Win32 ダイナミック リンク ライブラリ (DLL) です。 ドライバー が WMI プロバイダーとして登録する方法については、「WMI データ プロバイダー としての登録」を参照してください。
ドライバーが WMI プロバイダーとして登録されると、WMI コンシューマーはデータを要求するか、プロバイダーによって公開されるメソッドを呼び出します。
クエリ要求は、ユーザー モード コンシューマーから WMI カーネル モード サービスに移動し、ドライバーに IRP 要求を送信します。
たとえば、WMI クライアントが特定のデータ ブロックを要求すると、WMI カーネル コンポーネントは、データを取得または設定するためのクエリ要求をドライバーに送信します。 ドライバーは、「WMI 要求の処理」の説明に従 って WMI 要求を処理します。
次の図は、このデータ フローを示しています。