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Windows ターミナルの動的プロファイル

これらのシェルをコンピューターにインストールすると、Windows ターミナルによって Windows Subsystem for Linux (WSL) プロファイルと PowerShell プロファイルが自動的に作成されます。 この機能を使用すると、実行可能ファイルを見つけなくても、すべてのシェルをターミナルに簡単に含めることができます。 ターミナルは、 source プロパティを使用してこれらのプロファイルを生成し、適切な実行可能ファイルを見つける場所をターミナルに指示します。

ターミナルをインストールすると、PowerShell が既定のプロファイルとして設定されます。 既定のプロファイルを変更する方法については、「 スタートアップ」ページを参照してください。

Windows ターミナルの動的プロファイル の構成: ライト テーマ

Windows ターミナルのインストール後に新しいシェルをインストールする

ターミナルのインストールの前後に新しいシェルをインストールするかどうかに関係なく、ターミナルは新しくインストールされたシェルの新しいプロファイルを作成します。

プロファイルを非表示にする

ターミナル のドロップダウン メニューからプロファイルを非表示にするには、settings.json ファイル内のプロファイル オブジェクトにhidden プロパティを追加し、trueに設定します。

"hidden": true

プロファイルが生成されないようにする

ターミナルで動的プロファイルが生成されないようにするには、グローバル設定の disabledProfileSources 配列にプロファイル ジェネレーターを追加します。 詳細については、「 グローバル設定」ページを参照してください。

"disabledProfileSources": ["Windows.Terminal.Wsl", "Windows.Terminal.Azure", "Windows.Terminal.PowershellCore", "Windows.Terminal.SSH"]

サード パーティのプロファイルを追加する

サードパーティのコマンド ライン ツールで 、settings.json ファイルにプロファイルが自動生成されていない場合は、手動で追加できます。 次のプロファイルは、参照用のいくつかの一般的なサード パーティ製ツール用です。

Anaconda

Anaconda を %USERPROFILE%\Anaconda3にインストールしたと仮定します。

{
    "commandline": "cmd.exe /k \"%USERPROFILE%\\Anaconda3\\Scripts\\activate.bat %USERPROFILE%\\Anaconda3\"",
    "icon": "%USERPROFILE%\\Anaconda3\\Menu\\anaconda-navigator.ico",
    "name": "Anaconda3",
    "startingDirectory": "%USERPROFILE%"
}

cmder

cmder を %CMDER_ROOT%にインストールしたと仮定します。

{
    "commandline": "cmd.exe /k %CMDER_ROOT%\\vendor\\init.bat",
    "name": "cmder",
    "icon": "%CMDER_ROOT%\\icons\\cmder.ico",
    "startingDirectory": "%USERPROFILE%"
}

Cygwin

Cygwin を C:\cygwin64にインストールしたと仮定します。

{
    "name": "Cygwin",
    "commandline": "C:\\cygwin64\\bin\\bash --login -i",
    "icon": "C:\\cygwin64\\Cygwin.ico",
    "startingDirectory": "C:\\cygwin64\\bin"
}

![注] Cygwin の開始ディレクトリは、パスが正しく動作するようにセットされています。 Cygwin の起動時に開かれる既定のディレクトリは、$HOME フラグにより--loginになります。

Far Manager

c:\Program Files\Far Managerに Far をインストールしたと仮定します。

{
    "name": "Far",
    "commandline": "\"c:\\program files\\far manager\\far.exe\"",
    "startingDirectory": "%USERPROFILE%",
    "useAcrylic": false
},

Git Bash (Gitのコマンドラインインターフェース)

Git Bash を C:\\Program Files\\Gitにインストールしたと仮定します。

{
    "name": "Git Bash",
    "commandline": "C:\\Program Files\\Git\\bin\\bash.exe -li",
    "icon": "C:\\Program Files\\Git\\mingw64\\share\\git\\git-for-windows.ico",
    "startingDirectory": "%USERPROFILE%"
}

Git Bash (WOW64)

Git Bash を C:\\Program Files (x86)\\Git にインストールしたと仮定します。

{
    "name": "Git Bash",
    "commandline": "%ProgramFiles(x86)%\\Git\\bin\\bash.exe -li",
    "icon": "%ProgramFiles(x86)%\\Git\\mingw32\\share\\git\\git-for-windows.ico",
    "startingDirectory": "%USERPROFILE%"
}

MSYS2

MSYS2 を C:\\msys64にインストールしたとします。

{
    "name": "MSYS2",
    "commandline": "C:\\msys64\\msys2_shell.cmd -defterm -no-start -mingw64",
    "icon": "C:\\msys64\\msys2.ico",
    "startingDirectory": "C:\\msys64\\home\\user"
}

詳細については、 MSYS2 ドキュメントの「ターミナル」セクションを参照してください。