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早期リリースサイクル環境

製品エンジニアリング チームは、オンライン ソフトウェアを継続的に更新します。 修正プログラム、マイナーまたは主要な機能を含む更新プログラムは、毎日または毎週利用可能な場合があります。 すべてのリージョンのすべての顧客環境に更新プログラムをロールアウトするには、数日から数週間かかる場合があります。

早期リリース サイクル では、最初に更新プログラムを取得する環境を作成できます。 早期リリース サイクル環境では、更新プログラムがビジネス クリティカルなアプリに到達する前に、重要なシナリオを検証できます。

早期リリース サイクル環境は、 Power Apps プレビュー プログラムに使用される環境の種類でもあります。

早期リリースサイクル環境の構築

Power Platform 管理センターで他の環境を作成するのと同じ方法で、早期リリース サイクル環境を作成します。

唯一の違いは、環境を作成するインフラストラクチャであるため、最初にソフトウェア リリースが取得されます。

環境を作成してリージョンを選択すると、環境を早期リリース サイクル環境として作成するオプションが表示されます。 このオプションは 新機能をいち早く入手する という名称です。 このオプションをサポートするのは一部のリージョンのみであるため、必ずサポートされているリージョンを選択してください。

**[新機能を早期に取得する]** オプションが強調表示されている [新しい環境] ダイアログのスクリーンショット。

早期リリースサイクル環境の管理

早期リリース サイクル環境は、Power Platform 管理センターの他の環境と同じ方法で管理できます。 [リリース サイクル] 列の [ 早期 ] 値で早期 リリース サイクル 環境を特定します。

**[リリース サイクル]** 列が強調表示されている **[環境]** セクションのスクリーンショット。

既存の環境を早期リリース サイクルに移行する

環境を早期リリース サイクルに移動するには:

  1. 移動する環境と同じリージョンで、早期リリースで新しいサンドボックス環境を作成します。
  2. 既存の環境を新しい早期リリース環境にコピーします。 これにより、コピーの完了後に環境が最初のリリースに効果的に移行されます。
  3. 必要がない場合は、元の環境を削除します。 その後、環境のプロパティを 編集 することで、元の環境の URL を早期リリース環境に再利用できます。