Microsoft SQL Server Analysis Services では、サーバー コンポーネントとクライアント コンポーネントの両方を使用して、ビジネス インテリジェンス アプリケーション用のオンライン分析処理 (OLAP) とデータ マイニング機能を提供します。
Analysis Services のサーバー コンポーネントは、Microsoft Windows サービスとして実装されます。 SQL Server Analysis Services では、同じコンピューター上の複数のインスタンスがサポートされ、Analysis Services の各インスタンスは Windows サービスの個別のインスタンスとして実装されます。
クライアントは、コマンドを発行して応答を受信するための SOAP ベースのプロトコルであるパブリック標準 XML for Analysis (XMLA) を使用して Analysis Services と通信し、Web サービスとして公開します。 クライアント オブジェクト モデルは XMLA 経由でも提供され、ADOMD.NET などのマネージド プロバイダーまたはネイティブ OLE DB プロバイダーを使用してアクセスできます。
クエリ コマンドは、次の言語を使用して発行できます。分析用の業界標準のクエリ言語である多次元式 (MDX)。またはデータ マイニング拡張機能 (DMX) は、データ マイニングに向けた業界標準のクエリ言語です。 Analysis Services スクリプト言語 (ASSL) を使用して、Analysis Services データベース オブジェクトを管理することもできます。
Analysis Services では、切断されたクライアント上のアプリケーションがローカルに格納されている多次元データを参照できるようにするローカル キューブ エンジンもサポートされています。 詳細については、「Analysis Services 開発のクライアント アーキテクチャ要件」を参照してください。
このセクションにて
論理アーキテクチャの概要
論理アーキテクチャの概要 (Analysis Services - 多次元データ)
サーバー オブジェクト
サーバー オブジェクト (Analysis Services - 多次元データ)
データベース オブジェクト
データベース オブジェクト (Analysis Services - 多次元データ)
ディメンション オブジェクト
ディメンション オブジェクト (Analysis Services - 多次元データ)
キューブ オブジェクト
キューブ オブジェクト (Analysis Services - 多次元データ)
ユーザー アクセスセキュリティ
ユーザー アクセスセキュリティアーキテクチャ
こちらもご覧ください
Microsoft OLAP アーキテクチャについて
物理アーキテクチャ (Analysis Services - 多次元データ)